BPOの部屋へのコメント
2000年6月


CD-R 投稿者:最上  投稿日:06月30日(金)14時52分18秒

マラドーナさん

早速、貴重な情報、ありがとうございます。
レコ芸から、該当のページを破りとって、手帳にはさみました。これで大丈夫でしょう。
あとは、欲しいものが、店頭にあればいいのですが。
アレグロが夜8時まで、シンフォニアが8時半までとのこと、
学会が終わってから行っても間に合いそうなので、助かります。

ところで、これらのCD、アメリカ製とのことですが、日本製ではないのでしょうかね。
以前、日本製の海賊盤が、イタリア製としてよく売られていたようでしたので。
(それとも、こういう話はタブーなのか、あるいは常識なのか?)


それから、Vorschau についての情報、どうもありがとうございます。
ホームページを開設するようになってから、いろいろ変わってきたのでしょうかね。


Vorschauについて 投稿者:広瀬 宏之  投稿日:06月30日(金)12時04分01秒

僕の場合は、BPOのpressに4月の終わり頃、メールで
「金は払うから 2000/2001Vorschauを送って下さい」とだしたら、すぐに返事が来て
「Vorschauが出来次第すぐ送る。お金は不要」との大変親切なメールが送られてきました。
その結果、最上さんがこの掲示板で、「Vorschau送られてきました」と書かれるよりも、
一週間ぐらい?早く手に入れることが出来ました。

ちなみに、それを見てワントのチケットの予約のメールを出しました。
一週間ぐらいしても返事がないので、催促したら、
「100通以上の申し込みが殺到して、今大変だが、必ず返事は送るから、焦らずに待て。
Please to be patient!」という返事がありました。
仰せの通りpatientに待っていましたが、一ヶ月以上たっても何の返事もなく、
今週になって、さすがにもう一度催促をしたのですが、いまだに何とも言って来ません。
ひょっとしてticketbueroも夏休み?なんて考えている今日この頃です。


B管 投稿者:ヘボモンケ  投稿日:06月30日(金)00時20分45秒

最上さん、マラドーナさんこんばんは。

明日も仕事で東京ですので、帰りにまたCD-R物色してこようと目論んでます。
(先回は時間があまりなかったので、今度はじっくりと・・・)

> ヘボモンケさん、レスありがとうございます。やはり金管の音質はそのような感じですか。
>  私はトランペットを吹く人間ではないのです詳細は分りませんが、80年代以降C管
> が席捲し始めたと聞いております。B管とはそんなに豪快に鳴るものなのですか?
> それとも76年の豪快な鳴らし方は奏法に因るものなのでしょうか?   

以前ロータリーさんも書かれていたように思いますが、C管とB管では、楽器の性質上
鳴り方(鳴らし方)が違ってくると思います。もちろん、奏法にもよりますので、
B管を使えば必ず76年のようになるというわけではないと思いますが・・・
70年代までは、Tpは倍管で1stTpもグロート氏、クレッツアー氏が二人でB管で
べたで重ねて吹くことが多かったです。TBSでTV放送された81年の来日公演の時も、
ベト1、ブラ1,2,3,4、は倍管にせず1stはC管で一人で吹いていましたが、ベト3や
ベト5(終楽章)などはまだ倍管オールB管で壮絶に鳴らしまくっていました。やはり
曲に応じてカラヤンの指示とかがあったのでしょうかね?

それ以後は、倍管にすることはあっても1stのお二人は常にC管で吹かれていた
ように思います。個人的には御両名のB管の音は大変好みでしたので、最近オケで
は聴くことができない(今年も来日するBPOBQではB管も吹かれますが・・・)
のが大変残念です。98年の来日公演のブル 5も、本当ならグロート氏にB管で
吹いていただきたかったです・・・


(無題) 投稿者:中村  投稿日:06月29日(木)01時12分05秒

最上さん
Vorschauのことですが、相変わらずメールの返事がないなあと思っていたら、
おとといそのVorshauが郵送で届いたのでびっくりしました。
送料も送っていないのに、申し訳ない気分です。

メンバー表を見ましたが、クスマウル、クリスト、パユらが並んでいた数年前に比べて少々「寒い」気がします。
クリストとは大学の時のオケで、2度バルトークのヴィオラ協奏曲を競演するというすごい機会がありましたが、
リハーサルの時間近で聞いて本当に圧倒されました。
「こんなヴィオラ弾きが、ソリストではなくオケのメンバーとしているベルリンフィルって・・」
などと思ったものです。


RE:CD-R 投稿者:マラドーナ  投稿日:06月29日(木)00時15分27秒

最上さん、こんばんは。
梅田近辺でCD−R盤レーベルを取り扱っている店は、レコ芸を見ると2つありました。
利用したことがないので、お電話でどの程度在庫があるかどうか確かめられたらよろしいか
と思います。

1)アレグロ(北区大融寺町2−17大融寺ビル403 рO6−6315−6114)
梅田地下街泉の広場出口より東へ徒歩3分、神山交差点から西へ4軒目のビルの4階とのことです。

2)シンフォニア(北区梅田1−1−3−200号大阪駅前第3ビル2階рO6−6345−2400)
大阪駅南口のようですね。
私も近々大阪に出張するかもしれないので足を延ばしてみたいです。でも暑そうですね。

ヘボモンケさん、レスありがとうございます。やはり金管の音質はそのような感じですか。
私はトランペットを吹く人間ではないのです詳細は分りませんが、80年代以降C管
が席捲し始めたと聞いております。B管とはそんなに豪快に鳴るものなのですか?
それとも76年の豪快な鳴らし方は奏法に因るものなのでしょうか?   


CD-R 投稿者:最上  投稿日:06月28日(水)18時03分54秒

CD-R も、これだけ話題になると、気になるので、私もやはり買っておきたいと思います(^_^)。

今度の週末、また大阪へ行く予定なのですが、梅田近辺で扱っているお店はないでしょうかね。

葉子さんから教えていただいたオペラハウスは難波にあるようで、そちらの方まで行く時間があるかどうか。

まあ、通信販売で買えば、特に問題はないのでしょうが。


Vorschau 投稿者:最上  投稿日:06月28日(水)17時34分26秒

中村さん、

Vorschau なんて、ホールのロビーに行けば、いくらでも置いてあるように思うのですが、
なかなか日本まで送ってくれませんね。

私は、94年、95年、96年とシーズン初めに、国際返信用切手を多めに入れて(2000円分くらい?)、
Vorschau を送ってくれるように、ていねいに手紙を書いて出したのですが、
いつも送られてきたのは、ベルリンでの演奏会の案内だけが載った、小さ目の冊子でした。

その後、96/97シーズンからは、ブレッター5冊と翌シーズンの Vorschau とをセットにした
定期講読を始めたので、Vorschau も、きちんと手に入るようになりましたが。
(ちなみに、銀行の手数料の方が馬鹿高いので、いつも送金の度に頭にくる)


臨時第2フルート 投稿者:最上  投稿日:06月28日(水)17時14分26秒

野外コンサート、後半では、日本人のフルート奏者の方(庄田さん)も活躍されていましたが、
もう一人の女性フルート奏者も、なかなかよかったですね。
どなたか、名前や経歴をご存じの方、おられませんでしょうか。

ちなみに、"Das Orchester" の今年の3月号と4月号に、次のような求人が載っています。

    eine 2. Floete mit Piccolo
   (Aushilfsvertrag 1.5. - 31.12. 2000)

つまり、5月から12月までのエキストラの公募というわけです。
これに受かった人ではないかと思っているのですが、日本公演にも参加するんでしょうか。


野外コンサート 投稿者:最上  投稿日:06月28日(水)16時59分00秒

広瀬さん、適確なコメント、どうもありがとうございました。

キャンディード序曲は、やはり少し変でしたか。
なんか、ずいぶん浮き足立った演奏のような気はしたのですが。
なお、この曲は、95年のラトルとの野外コンサートの時にも、1曲目に演奏されています。

和太鼓や中国の民族楽器との共演も興味深かったですが、
この演奏会の直前に、ハノーヴァー(万博)で、スコルピオンズとの共演もあったわけで、
共演づいてるといったところでしょうか。

ダフニスの第2組曲のサウンドは、私もたっぷりと楽しみました。

さて、アンコールですが、オン・ザ・タウンのあと、再びソプラノのグラハムが登場して、
ガーシュインの「アイ・ガット・リズム」を歌いました。
そして、最後が「ベルリンの風」。

野平一郎さんの新作が、アンコールの2曲目に演奏されるということはありませんでした。
ちなみに、ケントは、指揮者の譜面台の下から、次々に楽譜を取り出して指揮していましたが、
「アイ・ガット・リズム」の譜面で、もう指揮者の譜面はすべて出払ったようなので、
本番になって、演奏を取り止めたという感じでもなさそうです。

ところで、Berliner Luft(リンゴや木イチゴのムース)というのは、本当にあるのでしょうか。
今度、ベルリンに行って見つかったら、食べてみたいと思います(^_^)。


RE2:ブル5のCD-R 投稿者:ヘボモンケ  投稿日:06月28日(水)01時04分05秒

マラドーナさん こんばんは。

> ブル5のCD−R音質のまずまずとのことで情報を流した手前ホッとしております。
> 私は通販で頼んでいるのですが、他に頼んでいるCDが全て揃っていないため、
> 送られてこない状態でまだ聴けておりません。

ありがとうございました。おかげさまで久々に堪能いたしました。

> 私は80年ライブの方が刷り込みですが、こちらの演奏も気に入っており楽しみです。

私の刷り込み(^_^;)は76年の方でしたが80年の方ももちろん良く聞きました。
80年の方のCD-Rもありましたのでどうしようか迷いましたが、今回は76年のみ
にしました。(でも、近いうちにきっと結局入手しちゃうでしょう・・・)

> 80年に比べると、トランペットとトロンボーンの音が鳴りきっていて
> ホルンの強奏がやや弱い(融け込んでいる)ような音の録り方になっていると思われますが、
> CD−R盤はいかがでしたでしょうか?

そうですね。76年の方はバランス的にHrが少し沈んでますが、80年の方は逆にTp,Tbが
少しおとなしめですね。(あくまで相対的に)

音源はCD-Rも昔聴いたFMのものと同じような感じだと思います。(もっとも、元々のエア
チェックテープの音質があまり良くなかったので何とも言えませんが・・・)

Tpについては、ひょっとしたら、76年は1stTpもB管を使用しているのに対して、80年の
方は1stは今風にC管を使っていて、B管との鳴らし方や息使いの違いからも響きの印象が
変わっているような気もします。いずれにしましても76年のTp,Tbセクション
の豪快な鳴らし方は、やはり他の演奏とは一線を画した特筆すべき演奏だと思います。


2000サマーコンサート 投稿者:広瀬 宏之  投稿日:06月27日(火)11時39分14秒

こんにちは。どなたかがコメントするかと思っていたのですが、
今のところないようなので、少し感想を述べます。

ケント・ナガノの指揮するBPOサマーコンサート、衛星放送で見ました。
今年は、リズムとダンスというテーマで、ラベルやバーンスタイン、ガーシュイン等、
ナガノらしい珍しくて、面白い曲が並んでいました。

一曲目のキャンディード序曲は、大好きな曲なので楽しみにしていたのですが、
オケが乱れまくってましたね。
最初の弦の早回しからして、危ないなあ、と思っていたのですが、その後、フルートの
ブラウが落ちるは、一番良い第二主題のところでビオラとクラリネットがずれまくって、
思わずひやりとするし、終わりの方でもずれるはで、結構散々。
ナガノの指揮も、所々見にくそうなのはありましたが、
BPOがあれしきのことで乱れるとも思えないし。
この曲、殆ど演奏したことないんですかね。
でも、弦の人たちは、いつものように時々隣のヒトと目を合わせてにこっとしながら、
楽しそうに弾いていました。
BPOとバーンスタインというのは、カラヤン時代からいろいろあるので、
合わないのかなあ、とおもっていたら、最後にやったOn the townからの三曲は良かった。

ラベルのラヴァルスとダフニスの2組は、久しぶりにパワーあふれるBPOのサウンドが堪能できました。
林さんの和太鼓も良かった。
BPOの打楽器奏者たちが、興味津々といった面もちで見ていましたね。
本当は、武満の「乱」からの音楽もやる、ということで楽しみにしていたのですが、
別の中国?の映画音楽になりました。
でもこれも、中国の伝統楽器がいろいろ鳴っていて面白かったです。

しかし、やはりBPOだと、リズムもダンスもどうしても重心が低くなってしまって、
華麗に、軽やかに踊るというわけには行きませんね。

放送予定表では、朝6時までとなっていたので、タイマーをそう設定したら、
On the town以下が切れてしまいました。
野平さんの新作とか言うのも聞けませんでした。
アンコールは何をやったのか、どなたか教えていただけませんか?


パユのLD 投稿者:momo  投稿日:06月25日(日)12時45分51秒

最上さま,こんにちは。

LD調べてくださってありがとうございます。
さっそく買ってみようと思います。

ところで,以前ここに書き込んでいらっしゃったトリスタンのBPOの聴き比べで,
アバドの演奏でパユが吹いているように書いてあったと思うのですが,
オペラ全曲の録音は出ていませんよね?
前奏曲だけでしょうか?もし,CD番号などわかれば教えていただけるとうれしいです。

パユは6/15で退団したとのこと,今夜のヴァルトビューネにも出ないみたいなので
大変残念ですが,BPOの木管の響きは大好きなのでこれからも応援していきます。
この秋はちょうど出張で横浜にいる予定なので,
みなとみらいのコンサートと翌日のトリスタンは聴きに行きます。
すごく楽しみです。


RE:ブル5のCD-R  投稿者:マラドーナ  投稿日:06月25日(日)12時00分25秒

ヘボモンケさん、こんにちは。

ブル5のCD−R音質のまずまずとのことで情報を流した手前ホッとしております。
私は通販で頼んでいるのですが、他に頼んでいるCDが全て揃っていないため、
送られてこない状態でまだ聴けておりません。

私は80年ライブの方が刷り込みですが、こちらの演奏も気に入っており楽しみです。
80年に比べると、トランペットとトロンボーンの音が鳴りきっていて
ホルンの強奏がやや弱い(融け込んでいる)ような音の録り方になっていると思われますが、
CD−R盤はいかがでしたでしょうか?


Saisonvorshau2000/2001 投稿者:中村  投稿日:06月24日(土)00時36分32秒

最上さん、お久しぶりです。
来シーズンのBPOのプログラムは、大変興味深いものばかりですね。
私もSaisonvorshauが欲しくて、BPOのPresseinfoにこの3週間に2回ほど問い合わせのメールを
出したのですが、一向に返事が来ません。
気長に待ってみますが・・・


ブル5のCD-R 投稿者:ヘボモンケ  投稿日:06月23日(金)21時59分12秒

こんばんは。

本日石丸で先日マラドーナさんに教えていただいた76.12のブル5を買ってきました。
日付が77.12.12となっていたので、「あれっ」と思いましたが、先ほど冒頭の
部分を聴いて見たら、まぎれもない76.12のライブでした。
(1楽章再現部前の1stHrのオクターブ跳躍のソロもハウプトマンがしっかりはずしてました・・・)

久々に聴きましたがやっぱり良いですね。音質もまずまずみたいです。
これから2楽章以降もじっくり聴きなおします。

マラドーナさん、貴重な情報ありがとうございました。


ヨーロッパコンサート2000 放送日決定!! 投稿者:SUPERBASS  投稿日:06月23日(金)11時02分50秒

昨日、ようやく「音楽の友」の最新号を読んだのですが、それによると
先月行われたヨーロッパコンサートが来月放送されるようです。日時は、

7月14日(金)8:05  NHK衛星第2放送

だそうです。いったいいつ放送されるのかとやきもきしていた皆さん、よかったですね!
辻本さんのレポートを読むにつけ、さぞかし素晴らしい演奏だったのだろうと思い、同時に
このコンサートをライブで中継しなかったNHKに怒りさえ覚えながら放送を心待ちにしていました。
これでやっと溜飲が下がる思いです。
BPOの本拠地フィルハーモニーでの演奏ゆえ、昨年放送されたルツェルン音楽祭での「第九」よりも
素晴らしい内容であることを期待しながら放送日を待ちたいと思います。


グレイ氏 投稿者:最上  投稿日:06月22日(木)10時38分24秒

クラシックプレス誌でグレイ氏のBPOディスコグラフィーが連載されていることは、
下記のページで触れておきましたが、このグレイ氏から、e-mail がありました(^_^)。

何でも、私が暫定的にアップした70〜80年代の録音リストの中に、
氏がDGから入手したリストに載っていなかったものもあったとか。

あのリストも、まだ完全ではないと思うので、他にも何か漏れありましたら、
ご教示くださいますよう、よろしくお願いします。

なお、グレイ氏から、データを提供していただけるかもしれませんので、どうぞご期待ください(^_^)。
それにしても、英語は難しいですね。フレンドリーのスペルが、friendly とは。
ドイツ語で書くメールの数倍は時間がかかりそう。簡単な内容なのに。

http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/~mogami/disk-bib.html


最近は 投稿者:最上  投稿日:06月22日(木)10時22分59秒

あまりステージに立たないようにしようと思っているのですが(^_^;)、
先週の演奏会は、「ワルキューレの騎行」のティンパニ、ワーグナーの原譜通り、
二人で叩くことになり、打楽器が一人足りなくなり、急遽、私がシンバル要員となったのでした。
松尾さん、いつも、写真、ありがとうございます(_ _)。
(ブダペスト祝祭管の写真も参考になりました。入試関係の雑用で、聞きに行けなかったが残念)


明後日の土曜は、香川二期会合唱団の演奏会で、

   「道化師」ベルコーラスのベル    「トロヴァトーレ」アンヴィルコーラスの金床
   「流浪の民」のトライアングル    「大脱走」マーチの太鼓

などを担当することになっているのですが、ちょっと、気が重いですね。うーむ。
代わりに、どなたかやっていただけると、うれしいのですが(^_^)。

また、その翌日(日曜)は、高松市女性センターで、
「オペラにみる女性の生きかた」という話をすることになっているようです。
どんな話をすればいいものやら(^_^;)。


高松交響楽団第90回定期演奏会 投稿者:松尾  投稿日:06月20日(火)22時37分57秒

先日、土曜日の演奏会、アップしたよ!

http://www.niji.or.jp/home/ymatsuo/


パユの映像 投稿者:最上  投稿日:06月19日(月)00時27分04秒

momoさん、はじめまして。こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。

とりあえず、手許にあるLDだけ調べてみましたが、パユの姿が確認できたものは、次の3つでした。
既にお持ちかもしれませんが、一応、ご紹介しておきます。

  ・ヨーロッパ・コンサート 1994(皇帝、ブラ2)                    パイオニア
  ・ヨーロッパ・コンサート 1996(プロコ「ロメ・ジュリ」、ベト7)   EMI
  ・ヴァルトビューネ 1996  イタリアン・ナイト                      EMI

指揮は、いずれもアバド。野外コンサートは、「ウィリアム・テル」序曲などが見物でしょうか。

実は、私がパユの演奏に本当に感心したのは、昨春のザルツブルクでの「トリスタン」が最初だったのですが(^_^;)、
この時の録音があれば(できれば最終日の方)、放送して欲しいものと思っています。
ベルリンでの演奏会形式の演奏は、ドイツでは放送されているのですが。


はじめまして 投稿者:momo  投稿日:06月18日(日)00時28分54秒

初めて書き込みます。momoと申します。

昔からBPOの木管が大好きで,アマチュアオーケストラでフルートを吹いているので,
自分が演奏する曲の勉強のために購入するCDはたいていBPOを買っています。
最近はエマニュエル・パユの大ファンになってしまって(退団は本当にショックでした),
彼の演奏するCD(あればDVD,LDもほしいです)を集めていますが
ゴールウェイのようにちょっと聴いただけですぐわかるといった演奏スタイルではないので,
ジャケットの写真や雑誌の記事をたよりにコツコツ集めていくしか方法がありません。

そこで,大変厚かましいお願いではありますが,
みなさんのお持ちのメディアで,パユの演奏だとわかるものが
ありましたらお教え願えないでしょうか?
最近ここの掲示板で盛り上がっている話題とは全くかけ離れてしまって恐縮ですが,
よろしくお願いいたします。


RE:それは 投稿者:マラドーナ  投稿日:06月14日(水)00時19分13秒

ロータリーTrp1号さん、こんばんは。

76年のブル5のオケは勿論BPOです。
1976年12月11〜12日のベルリンでのライブです。
金子建志氏が放送後開口一番「BPOの金管の威力に圧倒された」とコメントしている演奏です。


よろしければ 投稿者:葉子  投稿日:06月12日(月)23時01分33秒

次のお店へアクセスしてみてください、最上さま。
大阪のお店です。ご存じかもしれません。
OPERA HOUSE
ヤフーのCD店項目でも紹介されていると思います。


週末は 投稿者:最上  投稿日:06月12日(月)19時24分54秒

10日(土)、大阪に行ってきましたが、梅田のタワーと、ワルツ堂には、残念ながら、
裏青盤は置いていないようでした。あきらめて、何枚か購入しようと思ったんですが。
(DGから出たカラヤンのチャイコ8枚組とかは、購入した ^_^;)

この日の晩は、朝比奈千足/神戸フィルハーモニック。
(イベール/寄港地、ロドリーゴ/アランフェス、シャルパンティエ/イタリアの印象)
昨年、私の職場に赴任した先生が、神戸高校で朝比奈千足氏と一緒に吹奏楽部に所属したいたそうで、
一度、演奏会を聞きにいこうと、誘われていたのでした。

この日の午後、尼崎で日本ワーグナー協会の関西例会があるというので、これにも行ってきました。
「パルジファル入門2」というので、どういう風に初心者に入門的な話をするのかと、
楽しみにしていたのですが、入門というよりは、かなり突っ込んだ話でした。
もちろん、とても参考になりました。

池上純一氏が台本の分析を担当し、三宅幸夫氏が音楽的な分析を担当していましたが、
三宅さんの音楽分析のお話、相変わらず、いろいろと啓発されますね。
8月か9月に、白水社から出版されるようで、楽しみです。

11日(日)、結局、今度の17日の地元のオケの定期演奏会、
「ワルキューレの騎行」のシンバルで出演することになり、練習に初参加。
まあ、あとはBPOの録画で予習しておけば、何とかなるでしょう(^_^;)。


ソニー 投稿者:最上  投稿日:06月12日(月)18時50分29秒

大賀さんが、BPOを振るのは、いよいよ明後日ですか。
ニュースでやるんでしょうかね。

ソニーというと、ブレーストをDGから引き抜いたかと思えば、結局、解雇したり、
レコーディングの件で、シェレンベルガーから訴訟されたりと、
あんまりいい印象がないのですが、まさか、ライヴ録音して発売なんていうことは?


それは、 投稿者:ロータリーTrp1号  投稿日:06月12日(月)09時12分10秒

 とってもうれしいニュースです。マラドーナさんありがとうござい
ます。ちなみにオケはもちろんBPOなのでしょうか。
 7000円は近頃じゃあ高いですが、ヴァント/BPOのブル8ラ
イブも、2枚組5000円ですし、ブル5,ブル8セットなら7000円
でもよろしいかと、そんな気もいたしますです。


RE2:76年カラヤンのブル5ライブ発売! 投稿者:ヘボモンケ  投稿日:06月11日(日)23時23分11秒

マラドーナさん、こんばんは。 

> 件のCD−R盤は東京でしたら石丸電気に行けばかなり広いスペースを割いて取り扱っています。
> 地方都市でしたら取り扱っている店が少ないので地元のクラシックを大きく取り扱っている店に
> 訊ねてみられるか、取り扱っていない場合は通販で入手することができます。

情報ありがとうございました。地元で入手できなかったら、仕事で東京に出た機会に
石丸にいってみます。

> なお76年ブル5ライブは75年ブル8ザルツブルクライブとの組み合わせで発売されるらしく
> 3枚組となっており、価格は7000円代のようです。ちょっと高いですね。

ちょっと高いですね・・・


RE:76年カラヤンのブル5ライブ発売!  投稿者:マラドーナ  投稿日:06月10日(土)11時39分49秒

ヘボモンケさん、こんにちは。

件のCD−R盤は東京でしたら石丸電気に行けばかなり広いスペースを割いて取り扱っています。
地方都市でしたら取り扱っている店が少ないので地元のクラシックを大きく取り扱っている店に
訊ねてみられるか、取り扱っていない場合は通販で入手することができます。

因みにカラヤンのブル5ライブは76年、80年以前ではご存知かもしれませんが、

・72年12月31日ベルリンライブ
・69年8月27日ザルツブルクライブ(WPh)

がFMステレオで放送されています。69年はモノラルでNUOVA ERAか
ARKADIAからモノラルで出ていました。

なお76年ブル5ライブは75年ブル8ザルツブルクライブとの組み合わせで発売されるらしく
3枚組となっており、価格は7000円代のようです。ちょっと高いですね。



76年カラヤンのブル5ライブ発売! 投稿者:ヘボモンケ  投稿日:06月10日(土)02時26分05秒

マラドーナさん、こんばんは。

> 今日CD屋から届いた情報によりますと
> 皆さんが最近話題にされていた76年12月のカラヤンのブル5ライブは、
> 近日中にFKMというCD−R盤(海賊盤)メーカーから発売されるそうです。
> 他の4、7、8、9番の70年代のブルックナーライブも一緒に発売されるとのことで
> 最近の猛烈なCD-R盤のリリース振りには驚かされます。

本当ですか。それは是非とも入手したいです。
CD-R(海賊盤)とのことですが、一般に入手可能なのでしょうか?
(海賊盤というと、普通のレコード店では買えないもの?)

> 録音状態が良ければいいのですが・・・・

そうですね。でも、手持ちのC.Tape(もう20年以上前のものになってしまってるわけですね・・・)
は、いいかげん聴き古して最悪の状態ですので、どんな状態でもうれしいです。


76年カラヤンのブル5ライブ発売! 投稿者:マラドーナ  投稿日:06月09日(金)22時05分50秒

最上さん、ロータリーTrp1号さん、ヘボモンケさんこんにちは。

今日CD屋から届いた情報によりますと
皆さんが最近話題にされていた76年12月のカラヤンのブル5ライブは、
近日中にFKMというCD−R盤(海賊盤)メーカーから発売されるそうです。
他の4、7、8、9番の70年代のブルックナーライブも一緒に発売されるとのことで
最近の猛烈なCD-R盤のリリース振りには驚かされます。

録音状態が良ければいいのですが・・・・


本日の朝日新聞から 投稿者:菅野  投稿日:06月07日(水)14時30分34秒

ソニー大賀会長がベルリンフィル指揮 欧州拠点の式典で 

 元バリトン歌手で音楽活動にも熱心なソニーの大賀典
雄会長(70)が14日、ベルリンフィルを指揮する。演奏
曲目はベートーベンの「第9」。同社の欧州本社や映画
館などが入居する「ソニーセンター」がオープンするのを
祝う式典で、約60人のソニー社員もプロにまじって合唱
に参加する。小澤征爾氏や岩城宏之氏らも客員指揮者
を務めた同フィルで、プロ以外の音楽家がタクトを振るの
は珍しい。
 ベルリンフィルは故カラヤン氏が指揮したことで知ら
れ、世界で最もレベルが高いオーケストラの1つ。カラヤ
ン氏は大賀氏や故盛田昭夫氏らソニーの経営者と親交
が深く、コンパクトディスク(CD)など演奏を記録する同
社の技術を高く評価していたという。
 ソニーセンターができるのは、東西ドイツを隔てていた
「ベルリンの壁」の跡地、ポツダム広場内。ベルリンフィ
ルの本部も広場のすぐ隣接地にあり、オープンセレモニ
ーの客演が決まった。
 大賀氏は東京芸大声楽科を卒業後、一時、ベルリンの
大学に留学し、プロの歌手として活躍。現在も東京フィル
ハーモニー交響楽団の理事長を務めている。


Re: ブルックナー7番 投稿者:最上  投稿日:06月06日(火)03時40分56秒

ロータリーさん、いろいろと大変だったようですが、手術後の回復も順調のようで、何よりです。

ヴァントのブル7の演奏ですが、FMファンに載った堀内修氏による昨秋のベルリン・レポートの写真だと、
トランペットは4人で、1番はクレッツァーのような気もします。
(ちなみに、アシは、アカデミーの学生のような、若い人です。)

最近出版された写真集に載っているアバドの「大地の歌」では、トランペットは3人で、
こちらの1番は、ヴェレンツェイのようです。「大地の歌」も、早く発売して欲しいですね。

カラヤンのブルックナーは、1973年来日公演の7番をテレビで見て以来、すっかりはまっています。
私としては、ブル7は、75年のDG盤よりは、71年のEMI盤の方に、愛着があります。
FMで聞いたライヴ録音では、75年9月の演奏がすごかったように思います。
特に、第2楽章の後半の盛り上がるところでは、カラヤンのうなり声?までたっぷり聞こえ、
この指揮者のブルックナーにかける意気込みのすごさも感じたものです。

ブル5のライブも、ヘボモンケさんはじめ、多くの方が絶賛していますが、
もちろん、私もFMで聞いたときの興奮は、忘れられません。ブル5の理想ですね(^_^)。
フォーグラーのティンパニが大活躍するブル8を含め、生で聞けなかったのが残念です。

カラヤンのチャイコフスキーも大好きですが、これも71年のEMI盤の方が、何度も聞いたので、愛着があります。
特に、これの5番は大好きです。75年の5番は、録音のバランスがしっくりこない感じです。
76年の4番、6番では、全然問題がないのですが。
80年代に、ウィーン・フィルと再録したわけですが、BPOでやって欲しかったような(^_^)。

カラヤンのシベリウスも、いいですね。
ただし、全集にならなかったのも残念ですが、個人的には、7番がBPOとは67年録音だけで、
70年代以降、フォーグラーのティンパニで再録されなかったのも大変残念に思っています。

また気軽に、これからも書き込み、よろしくお願いします。
演奏会のご成功もお祈りいたしております。


ヴェレンツエイ? 投稿者:ロータリーTrp1号  投稿日:06月05日(月)11時46分40秒

 ご無沙汰したております、ヘボ(?)モンケさん。私の話が通じるHP
の存在に、改めて感謝しているところです。

 おっしゃるように、ヴァントのBPOとのブル7の新盤、trpの1番の音が
今までと違う傾向にあることは私も全く同感です。
 1番が新主席のヴェレンツエイなのか、クレッツァーなのか判断は出来
ませんが、ヴァントも含め、今までのBPOのTrpとは少し傾向を異にする
録音のように感じます。私としてはヴェレンツエイなのかな?と思っており
ますが・・・。
 今までのBPOのTrpは、音色的には明るいというか、明快な音で、そ
こに北ドイツのロータリーの重厚さを備えた感じでした。特に70年代まで
の、B管で統一された音は、存在感が圧倒的でした。
 グロート、クレッツァー両氏で言えば、音の明快さと伸び、あらゆる意味
で前に進んで行くところ(時に行き過ぎちゃう?)がグロート、落ち着きと
正確さ、そして柔らかめなところが特徴のクレッツァーというイメージを持
っています。倍管時には、二人の個性が合いまり、盤石の2番、3番と、
他の金管セクションとの統一的響きが、あの重厚感と、圧倒的存在感を
生んでいたんだろうと思います。私も、B管でやっていた70年代までの
BPOのTrpが理想です。(76年のライブのブル5、そんなにすごかった
んですね。こういうのが、海賊版でいいですから、CD化されるといいん
ですけど・・・。)
 
 最近のクレッツァー、特にレヒナーのGPを使うとき、すごく明るい音を
出しているように思います。また、アイヒラーが新主席になった当時、3
年ほど録音に参加させてもらえなかったらしいこと、昨年末のBPOの
ジルヴェスターコンサートで、基本的にヴェレンツエイはクレッツァーの
アシストに徹しさせられていたことなどを考えますと、例のブル7の1番
Trpはクレッツァーという可能性も否定できないな吾なんて思ってます。

 75年のチャイ5、あの音こそがまさに私の理想です。1月にやりました
が、部分的アシストしておもらったところがありますが、基本的に1本で
あの響きを出そうとイメージしていました。でも、コーダーの勝利のメロ
ディーではへばってきて、何とかHまで持っていきましたが、なかなか
あのようには・・・。まあでも、何とか楽しく演奏できました。生涯のうち
でも、最も吹きまくった本番でした。

 シベ2はBPOでは、カラヤンの80年盤(EMI)を持っていますが、弦
を含め、響きと表現が圧倒的です。ホントはB管でいきたいですが、あ
のAの多さでは、highAキーはつけておりませんが(欲しい)、C管で
いかざるを得ないかなあ。(もちろんロータリーですが)当時のBPOは
B管でしょうか、C管でしょうか。80年盤ではグロートがトップのように
思いましたが。

 またいろいろと教えて下さい。


Re:ブルックナー7番 投稿者:ヘボモンケ  投稿日:06月04日(日)23時37分48秒

ロータリーさんこんばんは。
ヘボモンケです。

> どうも、ご無沙汰しておりました。実は、3月末に胃ガンの摘出手術
>     を受け、ようやく職場復帰を致しました。
  
他所のHPで御病気とのお話しを知り驚きましたが、無事御回復とのことで
おめでとうございました。ロータリーさんの文章をまたこちらで読めるよう
になり大変楽しみです。

>  ブルックナーの7番と言えば、ギュンター・ヴァント&BPOの新盤も
> よかったです。ヴァントもブルックナーは、BPO盤でも、それ以前でも、
> スケール感に乏しく、金管の高音(具体的にはTrpの1番)などが押さ
> えられ、音に輪郭がぼやけ、私には、説得力の薄い演奏が多かった
> ように思います。
>  NDRとの8番も、丁寧で完璧ですが、少々おとなしい。BPOとの4番
> や9番も、もう少し明確な音づくりが欲しい。というのが正直なところ。
> BPOとの7番はよく鳴っており、スケール感もあり、BPOとの5番以来
> のヒットかな、と思いました。

ヴァントのブルックナーは学生時代にケルン放送響での録音を良く聴きましたが、
オケの技量不足(?)のためか、ともすると金管の演奏が荒くなってしまう
点がいま一つ不満でした。一連のBPOとの録音ではそのあたりが解消されている
(金管セクションの力量が指揮者の要求する音を無理なく出せるレベルにある?)
ように感じられ私は好きです。(そのあたりが、おっしゃるように少々おとなしい、
もう少し明確な音づくりが欲しい、という面もあるのかと思います。)

確かに、今度の7番はよく鳴っており、スケール感もあり凄いですね。
特に1stTpの音色がこれまでとは異なるように感じているのですが、如何でしょうか?
これは指揮とかのせいではなく、ひょっとして「新首席のヴェレンツアイ氏が吹いている
から」とかなのでしょうか?雑誌での演奏会の写真等でメンバーをチェック
しようとしたのですが、Tpのメンバーは分かりませんでした。どうなのでしょう?
        
>  もっとも、5番も、カラヤン盤(DG、1976)の圧倒的スケール感の
> 前には、ヴァントもかすむかな、といのが私の感想ですが。

DGのカラヤンのブル5は凄いですが、同時期にFMで放送されたフィルハーモニー
での76年のライブは、レコードをさらに上回る名演で私はこればかり聴いてました。
(学生時代にブル5をやった時は、金管セクションはこのライブが模範演奏でした。)

Tpもグロート、クレッツアー以下この当時のメンバーの、一番油が乗りきって
いた状態の音をしていたと思います。98年の来日公演のブル5も良かったのですが、
Tpセクションは当時の「オールB管で倍管」という基本姿勢がやはり好きです。
(5番はやはりB管の音が好き・・・)
コーダから他の金管セクションも倍管になるようで、そこから最後までの音色が
また凄い・・・

70年代のカラヤンBPOの金管セクションの音はおっしゃるように「中味のある
鳴りまくり」が大変素晴しかったと思います。(80年代になると、なかなか
そうでない演奏もあった気がしますが・・・)

>  カラヤン&BPOのチャイコの5番(DG、1975)を聴いた教え子が、
> 「派手ですね」と一言。しかし、きらびやかなだけの音楽にしているわ
> けではなく、情熱にあふれた熱演だし、なにより、ゴージャスな音こそ
> がチャイコの本質。だから、カラヤンはやはり最高のチャイコ演奏者
> の一人でしょう。

75年盤のチャイ5のコーダの、Tpのマーチの部分の、怒涛の如く前に進む
エネルギーは圧巻ですね。ブレス位置をずらしてメロディーに休止を与えず、
1stTpのあと付けの旋律の最後のハイHまで休むことなく一気に駈け上がる・・・

> メインのシベリウスの交響曲2番の1stTrpも吹くことになりました。ス
> ポックさんに送ってもらっていた楽譜が役に立ちました。ありがとうご
> ざいました。BPOサウンドを頭に思い浮かべ、ロータリーTrpで吹き
> ます。でも、難曲のシベ2、後2週間で吹けるのだろうか。頑張らなく
> ちゃ。

もう、吹かれても大丈夫なのですか?あまり御無理はなさらないようにして
くださいね。カラヤンは最高のシベリウス振りの一人でもあったと思います。
学生時代にシベ2を吹きましたが、やはりシベリウスのTpはロータリーが
合いますね。(ああ、一度シベ5をやってみたい・・・)


ブルックナー7番 投稿者:ロータリーTrp1号  投稿日:06月04日(日)10時40分47秒

 どうも、ご無沙汰しておりました。実は、3月末に胃ガンの摘出手術
を受け、ようやく職場復帰を致しました。
 スポック=モンケさん、お見舞いのメール、ありがとうございました。

 さて、入院中(と言っても3週間ほどで、あとは自宅療養でしたが)、
聴いた曲の中で、1曲だけ涙した曲があります。それは、ブルックナー
交響曲7番で、カラヤン指揮、もちろんBPO(DG、1976年盤)です。

 カラヤンは、朝比奈のように仰々しくテンポを落とさず、ことさらスケ
ール感を強調しない、むしろあっさりとしたテンポといえるテンポで曲
を進めます。
 しかし、その音の世界はカラヤンそのもの。あっけらかんと、BPOの
金管が鳴りまくり、その意味ではスケールの大きさと、宇宙の広がり
を感じます。
 8番や、9番(ともにDG、1975年盤)ではスケール感が音だけで
なく、テンポにも漂い、独特のソステヌートもあって、さらに全体に高
い次元での緊張感が曲をしめ、究極の美しさをもたたえる、非常な
名盤であり、私のコレクションの中でも、最も大切な愛聴盤の一つ
である。
 7番では、明るい曲の性格を反映してか、あっけらかんと鳴っている
感じだが、その鳴り方が素晴らしく、聴いているうち、思わす泣いてし
まったのです。改めて、カラヤンとBPOの共同作業の素晴らしさを味
わうことが出来ました。

 早く回復し、このように自分も吹きたい、と、勇気を与えてくれるもの
になりました。今までにも聴いていたディスクでしたが、今回聴くこと
で、なぜか、非常に大きなインパクトを受けることになったことは、私
自信、とても不思議に思います。
 
 ブルックナーの7番と言えば、ギュンター・ヴァント&BPOの新盤も
よかったです。ヴァントもブルックナーは、BPO盤でも、それ以前でも、
スケール感に乏しく、金管の高音(具体的にはTrpの1番)などが押さ
えられ、音に輪郭がぼやけ、私には、説得力の薄い演奏が多かった
ように思います。
 NDRとの8番も、丁寧で完璧ですが、少々おとなしい。BPOとの4番
や9番も、もう少し明確な音づくりが欲しい。というのが正直なところ。
BPOとの7番はよく鳴っており、スケール感もあり、BPOとの5番以来
のヒットかな、と思いました。
 
 もっとも、5番も、カラヤン盤(DG、1976)の圧倒的スケール感の
前には、ヴァントもかすむかな、といのが私の感想ですが。

 鳴りまくるブルックナーなんかブルックナーじゃない、とか、カラヤ
ン嫌いのBPOファンもありましょう、ヴァント支持者も多いでしょう
から、そういう方はまた別のご意見をお持ちでしょう。しかし、カラ
ヤンがよく言われた、「外見だけきれいで、中身が空っぽの見てく
れだけの美人のような音楽」という部分は、私は同意できません。
 この意見は、外見が美しい人は中身がともなわない、なんていう
偏見にしか思えません。中身もあれば、外見が美しい方が、より
万人にわかりやすい、ということがカラヤンのモットーであり、その
ような完璧な作品をファンに提供したいという彼のプロ意識とサー
ビス精神の現れだと捉えられます。

 カラヤン&BPOのチャイコの5番(DG、1975)を聴いた教え子が、
「派手ですね」と一言。しかし、きらびやかなだけの音楽にしているわ
けではなく、情熱にあふれた熱演だし、なにより、ゴージャスな音こそ
がチャイコの本質。だから、カラヤンはやはり最高のチャイコ演奏者
の一人でしょう。

 ブルックナーはチャイコのゴージャスさとは違いますし、そこはカラヤ
ン&BPOも使い分けていますが、でも、ブルックナーの音楽こそ、最
高のオケのサウンドで聴かなくては鳴らないと思います。
 こう考えるとき、カラヤン時代のBPOは(決して回顧主義でなく)
最高のブルックナー演奏者(他の多く作品でもそうですが)だったと、
改めて確信したのでありました。

 そして、私の演奏の方は、6/17(土)、某オケのエキストラで、復帰です。
最初はエグモント序曲の1stTrpだけだったのですが、急遽、
メインのシベリウスの交響曲2番の1stTrpも吹くことになりました。
スポックさんに送ってもらっていた楽譜が役に立ちました。ありがとうございました。
BPOサウンドを頭に思い浮かべ、ロータリーTrpで吹きます。
でも、難曲のシベ2、後2週間で吹けるのだろうか。頑張らなくちゃ。