BPOの部屋へのコメント
2002年4月


KONZERTE 2002.2003 投稿者:広瀬  投稿日: 4月30日(火)11時27分27秒

ベルリンフィルの2002/3のプログラムが発表になってますね。
僕もこれからじっくり見るところです。詳細は以下のアドレスまで!

http://www.berlin-philharmonic.com/1vors/b10001f_.htm


アンチテーゼ 投稿者:広瀬  投稿日: 4月26日(金)22時50分12秒

追加です。ティーレマンなんか、ある意味では現在の軽い風潮に対する痛烈なアンチテーゼとしての存在感があると思います。そして、今回初めて実演を聞いて、それだけではなく、それ以上のすごい才能を秘めていると実感しました。ともあれ、歴史は繰り返すといいますか、現在の軽佻な傾向だけが決して長続きするとは思えませんが、どうでしょうか。


ベルリンの革新性 投稿者:広瀬  投稿日: 4月26日(金)19時56分25秒

最上様

書き込み拝見しました。きちんとベルリンフィルの演奏を意識して聞き出したのがアバド時代に入ってからですが、その僕でさえ最近の変貌ぶりには目を見張るものがありますね。

僕は、ベルリンという都市自体がかなり変革を追い求めている町のような気がします。普通の定期演奏会でもかなり現代音楽が組み込まれてますし、聴衆もちゃんと聞いている。そもそもカラヤンの後任としてアバドそしてラトルを選び、決してバレンボイムやメータやマゼルを選ばなかったことからも革新性は明らかだと思います。というか、フルトベングラーの後任にカラヤンを選んだことさえ、当時としてはすごいことで、戦前からの聴衆には耐えがたいことだったかもしれませんね。

その意味では、ラトル時代になってさらに「進んだ」音になることは想像に難くありませんし、最上さんが

>今の私には、「ベルリン・フィルの部屋」を開設し続ける自信が
>なくなってきたなぁ、というのが偽ざる実感です。

とおっしゃるのも、むべなるかなと思います。ただ、一投稿者の勝手な立場で言わせていただければ、ベルリンフィルについて好きなことを書き込んで、議論ができるこういう場所がなくなってしまうのはまことに残念だなというのが、偽らざる実感です。

>ホームページを開設していて、さっぱり更新しないのも、
>責任を放棄したような感じで、あまり誠意ある態度ともいえませんね。

お気持ちお察ししますが、更新はゆっくり気が向いたときで結構ですから、村田さんのおっしゃるようにラトル時代になるまでは、愛するベルリンフィルの行方を見届けませんか?今度出た「グレの歌」なんか演奏、録音ともに今までに無かった新境地だと思いますし、この調子でいけば今秋に録音されるマーラーの五番も期待できそうな気がしますが。


ベルリン・フィルの伝統 投稿者:最上  投稿日: 4月26日(金)12時58分45秒

>Steinbergerさん

書き込み,ありがとうございました。

1997年にメータ指揮の《英雄の生涯》を聞いた時は,この曲は我々の十八番なんだぞという感じで
豪快に演奏していましたね。
とにかく,冒頭から,あのすべてを満たしたEMIの1974年録音のサウンドが再現されていました。

ヴァイオリンのソロはブラッハー,その隣りはクスマウル,フルートはパユ,クラはフックス,
ホルンはドーアがトップ,彼らはアバド時代になってから入団したのに,よくまあ,
70年代のサウンドが蘇ったものだと,感心しました。

メータの高カロリーの指揮のせいもあったのでしょうが,
ヴィオラのクリストが,たぶん,全体をリードしていたのでしょうね。
あと,シェレンベルガー,グロート,クレッツァー,フォーグラーと壮観でしたけれど。

ところで,今回の《英雄の生涯》ですが,この曲は我々の十八番なんだぞというような感じは
なかったですね。単に,オケのレパートリーの中の一曲として演奏しているという印象でした。
ベルリン・フィルだったら,どんな演奏でも,やればできると思うんですがね。


Re: ケーゼクライナー 投稿者:最上  投稿日: 4月26日(金)12時27分21秒

>フォルカーさん

いつも楽しませていただいております(^_^)。
それにしても,直々のお出まし,ありがとうございます(_ _)。
やはり,私の不勉強だったようですね。

先程,確認したのですが,なるほど,あの「聖地オペラ見物記」のスタンドの写真,
手に持っていたのはケーゼクライナーでしたか。

ベルリンでは売っていないケーゼクライナー,何となく,ウィーン・フィルっぽいですね。
まあ,別に,ベルリン・フィルは,中にチーズが入っていないと言いたいわけではありませんが(^_^)。
(実は,そう言いたかったりして ^_^;)


ケーゼクライナー 投稿者:フォルカー  投稿日: 4月26日(金)01時06分22秒

大変お久しぶりです。ウィーンフィル好きのフォルカーでございます。
ケーゼクライナー、私、大好物です(笑)。ウィーン国立歌劇場裏手にあるソーセージスタンドでは、いつもこれを食べてオペラ見物の腹ごしらえをしております。
10年以上前に「巡礼」した時から食べていたように思いますので、最近登場したのではなく、それなりに歴史のあるソーセージなのではないかと思いますが。

http://www2.airnet.ne.jp/naoya/


4/24付の雑感へのコメント 投稿者:Steinberger  投稿日: 4月26日(金)00時02分48秒

最上様
いつも楽しく読ませて頂いております。
24日の雑感、全く同感という気持ちで読ませて頂きました。
私も古い人間ですので、今でも70年代前半のベルリンフィルが最高と思っています。
98年の横浜公演(マーラー第3)以来、最近実演には接してはいませんが、ディスクや放送で聴く限り、最近のベルリンフィルには一向に興味/関心が持てません。結局のところ、楽員の大半が世代交代したもののカラヤン時代の伝統が受け継がれなかったということなのだと思います。その責任の一端(大半?)はもちろんアバドにあるのかも知れませんが、個人的にはオケのメンバーにもあるのではと思っています。クラリネットのマイヤーを、その音色がベルリンフィルにふさわしくないといって(あえてカラヤンの意向に対立してまで)入団を拒んだ精神も現在ではなくなってしまったのでしょうか・・。


Re: スーパーワールドオーケストラ 投稿者:最上  投稿日: 4月25日(木)18時51分58秒

>アバド命さん

今年のヴァルトビューネの日程を確認したら,6月23日なので,それに出演してから,
すぐ来日するメンバーもいるのでしょうか。
NHKが同時中継してくれると,このあたりの情報も確認できて,ありがたかったのですが。

ところで,このスーパーワールドオーケストラの方は,放送が予定されているのですよね。たぶん。


>tomohiさん

聞きに行かれましたら,ぜひ,ご報告をお願いしますね(^_^)。


配布CD 投稿者:最上  投稿日: 4月25日(木)18時41分12秒

>ヘボモンケさん

ロ短調ミサのCDは,1999年3月29日と4月2日の2回のザルツブルクでのコンサートからと書かれています。
FMで放送されたのは,その直前2月のベルリンでの演奏だった記憶があるのですが,どうだったでしょうかね。
器楽奏者の全員の名前も載っており,トランペットは,グロート,クラモア,ヒルザーの3人です。
ご関心があれば,いつでも *** いたしますよ(^_^;)。

マーラー7番は,2001年5月5〜7日,ベルリンとなっていますので,BS朝日での放送と同じようですね。
今月発売のCDとも,編集等は同じなのでしょうか。


ザルツ → ベルリン 投稿者:最上  投稿日: 4月25日(木)18時34分58秒

>広瀬さん

ザルツからベルリンへの移動ですが,結局,飛行機でした。

 6:50 ザルツ発 デュッセルドルフ行きのチロリアン
    (これが,途中,なぜか,リンツでも着陸)
 9:30 デュッセル発 ベルリン行きのLH便で,
 午前中には,もうベルリンに到着することができました。

夕方には,無事に《神々の黄昏》で,前日の耳直しができました(^_^)。
重厚なワーグナー・サウンドに浸れただけでも,満足です。
(8番ホルンに,マンフレート・クリーアが座っていた。)

ただし,演奏・演出とも,89年バイロイトの水準には全然及ばず,
バイロイトでの感動の再現にまでは到らなかったのが残念でしたが。


ベルリン・フィルに関する感想,なるほどと思いました。

それにしても,マーラー7番か,シェーンベルクの《ペレアス》のどちらかでも,
今回のザルツで取り上げて欲しかったものですね。
これらの曲だったら,もっと現在のベルリン・フィルを楽しめたと思うのに,残念です。


Re:3大テノールin横浜アリーナ 投稿者:tomohi  投稿日: 4月21日(日)22時33分47秒

このコンサート,一番高いプラチナ席が12万円だそうです。
どんな人が買うのでしょうか? 私は,3大テノールとはいえ,2時間ぐらいのコンサートに12万円も払おうと思いませんけども。まあ,コンサート後に交流会(パーティー)があるそうなので,その代金も込みで12万円らしいですが・・・
私が買うなら一番安い席で十分ですね。


スーパーワールドオーケストラ 投稿者:アバド命  投稿日: 4月19日(金)00時44分08秒

下記のメンバーが来日して、出演します。

6/26(水)19:00 オーチャードホール 
スーパーワールドオーケストラ「ロリン・マゼールの第九」

6/27(木)19:00 横浜アリーナ 
3大テノール・イン・コンサート2002

Rainer SONNE コンサートマスター
Sebastian HEESCH 第1ヴァイオリン
Thomas TIMM 第2ヴァイオリン
Romano TOMMASINI 第2ヴァイオリン
Wolfgang TALIRZ ヴィオラ
Yanusz WIDZTK コントラバス
Andreas BLAU フルート
Wenzel FUCHS クラリネット
Markus WEIDMANN バスーン 
Rainer SEEGERS ティンパニ


Re:トラ 投稿者:ヘボモンケ  投稿日: 4月16日(火)00時32分47秒

スポックさん、しばらくご無沙汰です。

私も、そのようなことがあるのではないかと思っています。
また「ああ、あの時トップ吹いてた人が・・」となりそうで、現首席以外が
吹いていたという話を聴くとつい気になってしまいます。
(「タルコビ氏とかが吹いているのではないか?」とか思ったりして・・・)

試用期間中にワルトビューネでドンファンを吹いた時、ヴェレンツェイ氏は
むちゃくちゃ緊張していたそうです。(全然そんなこと感じさせない演奏でしたけど・・・)
「楽屋でドキドキしていたら、本番直前5分前になって、1曲目自分は降り番のクレッツアー氏が
やってきて、”テレビ放送用の特別報酬が入るから、振り込み用の銀行口座を記入してくれ”
と用紙を出され、ヴェレンツェイ氏は”何でこんな時に”と時間ばかりが気になって、大変参った」と
おっしゃってました。それも実は試験のうちだったりして・・・

うちのオケの3月のブルは何とか無事終わりました。7番はなかなか大変でした。
今回、Tpパートの練習をバイロイト祝祭管のT氏に一度見ていただきました。
「7番は、ベルリン留学当時ベゼニック先生のレッスンでfffのきついとこを延々と繰り返し
練習させられ、ばてて音が出なくなると、「こうやって吹くのだ」といって、信じられない
音量で吹いて聴かせた」といったようなディープなお話を聴けて、なかなか面白かったです。
そちらの7月のブルも頑張って下さい。


トラ 投稿者:スポック  投稿日: 4月14日(日)10時42分21秒

Tpの1番ですが、そろそろめぼしいところをトラで招待して・・
ということかな と想像しています。
グロート引退前後でヴェレンツェイ氏もワルトビューネかなんかに出ていたので

ヘボモンケさん、3月のブルはいかがでした?
残念ながら拝聴できませんでした・・


Re:つや消し厚みなし奏法 投稿者:ヘボモンケ  投稿日: 4月13日(土)01時06分48秒

最上さん、こんばんは。
現地情報のレポート、興味深く読ませていただきました。

私も、BPOがつや消し厚みなし奏法になったら,BPOである必然性はなくなってしまうと思います。
時代の流れなのかもしれませんが、大変残念ですね。そのような中でも、ティーレマンの
コンサートは良かったようで、そうはいっても(腐ってもナントカ?)BPOもまだまだ
捨てたものでもないということでしょうか?

《英雄の生涯》のトランペット、写真拝見しましたが、B管のトップは何方なのでしょうね?
アシではありませんから、きっと、学生とかではないのでしょうね。Hrのトップもまた強力に
なるようですし、クレッツアー氏の後任選考がますます気になります。

それと今回の配布CDの件ですが、ロ短調ミサは、以前 NHKFMで放送されたもの(引退直後の
グロート氏が素晴らしかった)でしょうか?また、マラ7は、BS朝日で放送されたものと同じ
音源(こちらは、引退前のクレッツアー氏が快演!)なのでしょうか?そうであれば、
どちらも良いですね。後者については、マラ3に続いて近日7番と9番がCD発売されるとのこと
ですが、こちらの7番も同じ音源なのでしょうかね?


おかえりなさい! 投稿者:広瀬  投稿日: 4月12日(金)23時16分27秒

最上さん、おかえりなさい!無事帰国されたようで何よりです。ザルツからベルリンへの移動は結局どうされましたか?

>でも,BPOがつや消し厚みなし奏法に走ったら,音楽の未来はもうDTMで十分だと思うんですが

まったくですね。つや消しは、音の引出しとして持っていても悪くは無いけれども、ベルリン・フィルらしい豪快さがどんどん失われつつありますね。友人とよく話しているのですが、ベルリン・フィルのよさって、いい意味で「すごく偉そうな響き」だったと思うんですが、そういう音を引き出してくれる豪快な指揮者が全然いなくなりましたね。ラトル時代になってどうなることやら。

>ティンパニのゼーガースも悪くはなかったものの,前回のフォーグラーの気迫には
>全然及びませんでしたね。まあ,フォーグラーが凄すぎたのでしょうけど。

そして、その「偉そうな響き」の象徴がフォーグラーだったと思っています。
でも、物足りないゼーガースでもヴェルツエルよりはましだと思うんですが・・

そういえば、この数日でデュトワ、モントリオール響辞任、ティーレマン、ミュンヘンフィルへ、ケント・ナガノ、ウイーン交響楽団へとオケのシェフの異動のニュースが続いていますね。


ラトルの《グレの歌》 投稿者:最上  投稿日: 4月12日(金)17時42分26秒

話題の録音なので買ってみましたが,なかなかいい演奏ですね。
《パルジファル》も,ラトルが指揮してくれたら,退屈せずに済んだかも(^_^)。

もちろん,アバドも,シューマンは,そう悪くはなかったです。
序曲の出だしから,一気に情熱的な熱い演奏を展開。これには敬服。
第5曲,ファウストが視力を失ったあとの堂々たる後奏も立派。
第6曲,ファウストの死は聞かせどころでしたが,ここの後奏の葬送曲での
左手による表情づけは,なかなか見事でした。

それにしても,演奏中,合唱指揮者もずっとステージ上で楽譜を見ながら座らされていた?
のは,少々気の毒でしたね。
テルツ少年合唱団のシュミット=ガーデン(NHKの番組で見覚えがあった)
あと,スウェーデン放送合唱団かエリクソン室内合唱団の指揮者。


ティーレマンの活躍 投稿者:最上  投稿日: 4月11日(木)20時04分38秒

ティーマンの3月下旬のスケジュールは,
  3月25,27,28日  ミュンヘン・フィル定期
  3月26, 31日    ベルリン・フィル(イースター音楽祭)

というように,ミュンヘン・フィル定期の間にBPOを振ったりしていたのですね。
私はまず,日本から到着した27日にミュンヘン・フィルを聞いたのですが,
これもなかなかの充実ぶりでした。ドビュッシー《牧神》に始まり,
ショーソン《愛と海の詩》,ラヴェル《シェーラザード》,ドビュッシー《海》。
《牧神》では,ティーレマン,意外と繊細なところもあるのね,という感じでしたし,
《海》の盛り上げ方も,実に見事でした。

31日のBPOは,下の写真のように,対向配置。
この日だけは,BPOの弦につやと厚みが感じられ,私の満足度は最高でした(^_^)。
だいだい,メンデルスゾーン《宗教改革》の冒頭部の弦のパルジファル風のところ,
魅力的なサウンドで鳴ってくれなかったら,つまらないですからね。
この日のコンサートは,その後もつやのある弦楽器のサウンドに乗って,
管楽器も本領を発揮し,私は最後までニコニコのコンサートとなりました(^_^)。

後半のシューマン2番もよかったですよ。第3楽章の弦のサウンドもこうじゃないとね。
というわけで,この日の名演に敬意を表して,主要メンバー一覧など。
(この日の弦楽器に感謝して,弦奏者から^_^;)

 1stVn) 安永,ブラウンシュタイン
 2ndVn) ティム、ゲアハルト
 Va) シュトレーレ、清水(ヘンツェ,シューマン),ダヌータ(メンデルスゾーン)
 Vc) ファウスト,レーア
 Cb) ヴァッツェル、リーゲルバウアー

 Fl) 1:ブラウ、2:ハーゼル
 Ob) 1:エキストラ、2:ハルトマン
 Cl) 1:フックス、2:ガイスラー
 Fg) 1:シュヴァイゲルト、2:エキストラ?,3:マリオン(前半のみ)
 Hrn) 1:イェツィールスキ、2:マックウィリアム
 Trp) 1:ヴァレンツェイ、2:ヒルザー
 Trb) 1:ゲスリング、2:新団員シュルツ?、3:ボイマー
 Timp) ゼーガース

だいたい,BPOの弦楽器奏者だったら,どんなサウンドでも自由に引き出せるはず。
やっぱり,つや消し厚みなし奏法と伝統的な奏法と,弾き分けしてるんでしょうかね。
(でも,BPOがつや消し厚みなし奏法に走ったら,音楽の未来はもうDTMで十分だと思うんですが)

ところで,としえさんのパユ掲示板での情報によると,ホルンにバボラク入団とか。
イースターでは,ドーアはヤンソンスとパルジファルだけがトップで,
他の日はイェツィールスキがトップを務めていました。

私としては満足度の高かったこの日のコンサート,ティーレマンがあっさりオケを解散したら,
拍手もすぐに止んでしまいましたね。広瀬さんの書かれたベルリンと同様。うーむ。

http://homepage1.nifty.com/bpo/thielemann0203.html


パルジファルの舞台装置 投稿者:最上  投稿日: 4月11日(木)19時10分15秒

今回,やはり一番刺激的だったのは,ミュンヘンの巨大な白木。
噂には聞いていたコンヴィチュニー演出,第1幕と第2幕は,実にスリリングでしたね。
聖杯が出てこなくて,その代わりに,白木の中から聖母マリア?が出てきたのには驚いたけど,
これもまた一興でしょう。聖餐式が地下のカタコンブで行われるような感じは,
89年にトリエステで見たメノッティの演出を思い起こさせてくれました。
アンフォルタスだけが地上に出て儀式が始まり,アンフォルタスだけが地上に取り残される。
その取り残されたアンフォルタスが,パルジファルに激しく哀願するような動作をするのは,
やはり原作のヴォルフガング・フォン・エッシェンバッハの影響というか,
問いを発しなかったパルチヴァールを暗示してるんでしょうかね。

アンフォルタスやクリングゾールの血のついたようなフンドシは,趣味がいいとは感じられないけど,
第2幕,クリングゾールが聖母マリアの像を持って,大事にしていたのは,面白かったですね。
後半のクンドリーとのやりとりの途中で聖杯の動機が鳴ると,白木が薄緑色に輝いたりして,
なかなかに感動的。そして,最後にパルジファルがクリングゾールの聖母マリア像を破壊。

ここまでは,まったく退屈することなく,興味深い舞台が続いていたのですが,
続く第3幕は,どうしたわけか,まったくの期待外れ。何の芸もなく,白木も効果的に使われないし。
とにかく,前半は聖金曜日の場面も含め,まるで演奏会形式。
これで,グルネマンツがモルでなかったら,どうしようもなかったでしょうね。
結局,聖母マリアやマリア像の意味は何だったのか?
この最後がつまらないというのも,コンヴィチュニーなんでしょうかね。


ベルリンのクプファーの舞台は,録画も出ているので,お馴染みでしょうが,
宇宙船のハッチみたいな舞台装置から始まるわけです。
でもまあ,それだけっていう感じでしょうかね。
89年に同じ劇場で見た前回のクプファー演出の方が,《ボリス・ゴドゥノフ》っぽい
聖餐式だったけど,面白かったような。
確か,前回のラストは,パルジファルとクンドリーが手をつないで,これから夫婦にでも
なるのかなというような終わり方だったけど,今回もクンドリーは死なずに終わってましたね。


ザルツブルクは,ウィーンと同様,紗幕を使った舞台。美しい伝統的な舞台を目指したのでしょう。
でもさすがに緑の森では陳腐だと感じたのか,オレンジを基調とした森でしたね。
しかしまあ,その後の聖餐式の場面の舞台装置。まるでデパートかどっかの店の商品陳列台みたい。
下記アップの写真,上は終演後のカーテンコール時。下は前日の舞台裏の舞台装置と例の鐘。
何の神秘性も深みもない舞台装置ながら,聖餐式の場面では,カトリック教会でのミサのような
香の匂いがしてましたね。こんな香まで使った《パルジファル》は珍しいのでは?

http://homepage1.nifty.com/bpo/salz-parsifal.html


今年の配布CD 投稿者:最上  投稿日: 4月10日(水)17時31分13秒

アバド最後の年だったせいか,大曲が2つももらえました。
なかなか太っ腹というか(^_^)。

このマーラー7番は,今もBGMで聞いていますが,なかなかいいですね。
ヴィオラのダヌータ女史がトップで頑張っているからなのかな。
(どうも,レーザは嫌いじゃないけど,優等生過ぎるような気がしてきた)

http://homepage1.nifty.com/bpo/live-cd02.html


《英雄の生涯》のトランペット 投稿者:最上  投稿日: 4月10日(水)16時50分54秒

スコアで確認したら,Es管が2本,B管が3本(バンダ兼務)なんですね。
こういう場合,誰を何番と呼べばいいのでしょうか。

さて,今回の布陣ですが,ご興味のある方は,下記の写真でご確認下さい。

右側の3人がB管で,右から順に,
    1.エキストラ(誰だか,わかりますか?)
    2.ヒルザー
    3.プラット(今年の3月24日で65歳,停年?)

その左からEs管で,
    1.クレッツァー
    2.エキストラ

何となく,B管のトップの人の音の方が大きく聞こえたような気がしたのは,楽器のせい?

ちなみに,97年のメータの時は,B管のトップがクレッツァー,Es管のトップがグロートでした。

ティンパニのゼーガースも悪くはなかったものの,前回のフォーグラーの気迫には
全然及びませんでしたね。まあ,フォーグラーが凄すぎたのでしょうけど。

例えば,練習番号65のところ,フォーグラーはフェルトの撥を高所から超高速で打ち下ろす奏法
だったの対し,ゼーガースは固めの撥でのん気に叩いているだけだったし,
練習番号77の2小節前からの一番かっこいいところ,フォーグラーは一世一代の渾身の右手奏法
だったの対し,ゼーガースはお得意の?ダブル(両手)で,悠長に叩いているし。

http://homepage1.nifty.com/bpo/images/Heldenleben020330.jpg


偉大なるクリスト 投稿者:最上  投稿日: 4月 9日(火)01時39分36秒

>村田さん

まあ,今回のパルジファルへの評価は,好みの問題に帰するでしょうね。
LULUさんは,私には退屈で眠かった第1幕,まるでハイドンのカルテットのようだと
絶賛されていましたから。


>Mikanさん

パルジファルのフルート,99年のトリスタンの時のように,パユだったらなぁという気もしました。
もっとも,指揮がティーレマンだったら,もっとよかったのにと思いましたが(^_^;)。

木管楽器のトップのエキストラ,あとはオーボエの若い人が,ヤンソンスとティーレマンの
コンサートで頑張っていましたね。どなかたご存知の方,おられませんか?


ついでに書くと,《英雄の生涯》も,期待が大き過ぎたせいか,やや失望でした。
「ヤンソンス,お前もか!」と言いたくなるような薄味路線(弦につやと厚みがない)。

どうも,これまでBPOで私が特に満足した演奏を振り返ってみると,
97年《英雄の生涯》(メータ),98年《アルペン》(ヤンソンス),99年《トリスタン》
どれもヴィオラのトップのクリストの圧倒的な存在感と深い関係があるようです。
今回は,クリストの抜けた穴が,いかに大きいかを痛感したイースターとなりましたね。
まあ,ティーレマンのコンサートだけは,(私にとっては)まともなサウンドでしたが。


お帰りなさい 投稿者:村田  投稿日: 4月 8日(月)23時31分02秒

最上さん、おかえりなさい。
今年もイースターに行けなかった村田です。

>期待外れで失望に終わったザルツブルク
まさか!!という感想ですね。
ぜひ詳しく教えてください。
演出がペーター・シュタイン、それにアバド最後のイースターですから、間違っても失敗はないと思っておりました。

>そろそろ,BPOの部屋も閉鎖しようかなという気分にもなっています。
まぁまぁそんなに焦らずに、ラトルのイースターをお聴きになってからにしてはいかがですか?


パユの復帰 投稿者:Mikan  投稿日: 4月 8日(月)20時50分26秒

>最上さん

お帰りなさい。今回もやはりフルートはゾーンだったのですね。
パユのBPO復帰は4月18日のラトル指揮の定期公演からだそうです。
私もイースターからの復帰を願っていたので残念です。


無事帰国 投稿者:最上  投稿日: 4月 8日(月)17時39分19秒

今回の旅行は,

  予想以上の充実ぶりに満足のミュンヘン
  期待外れで失望に終わったザルツブルク
  演奏者の健闘ぶりは称えたいベルリン

といったところでしょうかね。
もちろん,今回のパルジファルに評価をつけるとしたら,

 ミュンヘン > ベルリン > ザルツブルク

まあ,これが実感なので,あまり怒らないでくださいね。

パユはイースターから復帰してくれてもよかったのに。
シューマンとパルジファルの日のフルートのトップは,ゾーンのようでした。

そろそろ,BPOの部屋も閉鎖しようかなという気分にもなっています。


(無題) 投稿者:コテハン  投稿日: 4月 8日(月)01時30分27秒

きょうのNHK教育ではパユ様のインタビューがありまして、はれて4月から
BPOに復帰だそうです。カコイイヒゲもたくわえてますます充実のパユ様が堪能
できるのではないでしょうかね?

以前、初台で回転しながらピッコロ吹いていたころは顔に幼さ?があったのですが
きょうのTVではホントたくましい男になっていました。


連絡 投稿者:takanori  投稿日: 4月 4日(木)12時31分20秒

高松混声合唱団のアドレスを次のように変更しました。
新アドレス http://www.sol.dti.ne.jp/~takanori/takakon/
よろしくお願いします。
6月8日の定期演奏会の案内もご覧ください。
団長 西池