ベルリン・フィル掲示板
2005年1月


2004年CDベスト5 投稿者:管理人  投稿日: 1月29日(土)00時35分15秒

レコ芸2月号で,CDを5枚選ぶという企画が掲載されていますね。
webで有名な方も,何人かご投稿されているようで,おめでとうございます。

ちなみに,私はあまり熱心なコレクターではないし,リスニングルームも
ないような人間なので,こういう企画とは基本的には無縁なのですが,
この企画に触発され,ちょっとだけ考えてみました(^_^;)。

たいしたCDも入手していないし,2003年と2004年が頭の中でゴッチャに
なっていたりしたのですが,何とか整理してみました。
まあ,あまりたいしたチョイスではないのですが......

http://homepage1.nifty.com/bpo/disk/cd04.html


コンマスについて 投稿者:清兵衛  投稿日: 1月27日(木)14時19分3秒

はじめまして。
歴代のコンマスに興味があるんですけど,
シュヴァルベが就任する前って誰がいたんでしょうかね。
ボリースが1961年までやってたり,
ガヴリロフなんかも短期間やってるようですが,
どうなってたんでしょうか。
どなたか教えてください。


Das Magazin  投稿者:hirobou  投稿日: 1月22日(土)20時34分28秒

リハーサルの合い間にベルリン・フィルのオフィスに顔を出し現物を貰ってきましたが
SapporoがSopporoになっていたり、日本ツアーの記事はあちこちでボロボロです(笑)。
掲載されている数々のスナップショットも、修学旅行の記念写真の域を出ません。
まあ目くじらを立てず、笑って見逃してあげましょう。


Das Magazin の写真 投稿者:通行人K  投稿日: 1月22日(土)11時45分52秒

金沢公演の2日前が岡山公演。このとき後楽園(兼六園と同じ
三大名園の一つ)を訪れていて、写真を混同したということは
考えられませんかね。まあ単なる想像ですが・・・。


Re: サカリ・オラモ 投稿者:管理人  投稿日: 1月22日(土)06時01分20秒

うーむ,ショスタコの11番,なかなかすごかったですね。
ティンパニ,ずいぶん派手に鳴らしていたので,ヴェルツェルかと思ったけど,
ゼーガースだったのですか。情報,ありがとうございます。

しかし,一番驚いたのは,演奏終了後の10秒間。
鐘の残響が響いたまま,誰一人拍手をしない,素晴らしい至福の一時。
こういうのは,NHKでも早く放送して欲しいですね。日頃の汚名挽回のためにも。


サカリ・オラモ 投稿者:hirobou  投稿日: 1月22日(土)04時32分28秒

ウィーンで「ラトル三昧」「プレートル三昧」した後ベルリンに移動し、
夜はドイッチェ・オパーに通ってシュトラウス・ターゲを聴きつつ、
昼間はフィルハーモニーに通い、オラモのリハーサルを連日聴きました。

休憩を挟んで10:00〜18:00まで、パート練習からコーラスのピアノ練習、
コーラスを入れてのオーケストラ練習もビッシリ聴かせてもらいました。

これからお聴きになられるようですので、演奏についての細かなコメント
は控えますが、アイヴス、ショスタコーヴィチともに大変によい演奏です。
特にアイヴスが気に入りました。

ラトル就任以来、音がゴツくなったベルリン・フィルからむしろ繊細で
つやのある美しい音を引き出していて、その見事な統率力に感心しました。
指示が的確で手際もよく、リハーサルは時間割より早く進行していました。

2000年8月に客演した時のN響のコンサートで初めて聴きましたが、その時
は少々手荒だったように記憶しています。この世代の指揮者にとっての4年間
は大きいようですね。

今秋にまた日本で指揮すると言っていましたが、今度連れてくるのはバーミン
ガム・シティ交響楽団ではなく、フィンランド放送響と教えてくれました。
また時間を作って聴きたいものです。

ちなみに今夜のコンサートマスターはゾンネ、チェロはファウスト、ヴィオラ
はシュトレーレ、コントラバスはシュトール、ティンパニがゼーガースという
布陣です。


放送 投稿者:管理人  投稿日: 1月21日(金)23時58分46秒

公式サイトの放送案内にも載っているように,現地時間21日20時から,
ベルリン・フィルの演奏が聞けるようです。

DeutschlandRadio Berlin
http://www.dradio.de/

=========================
Konzert im DeutschlandRadio
Philharmonie Berlin
Aufzeichnung vom 20.1.05
Charles Ives: Sinfonie Nr.4
Dmitrij Schostakowitsch: Sinfonie Nr.11 op.103 ("Das Jahr 1905")
Rundfunkchor Berlin
Berliner Philharmoniker
Leitung: Sakari Oramo
=========================

面白そうなプログラムなので,午前4時(日本時間)の放送開始まで,起きているつもりです(^_^)。


兼六園 投稿者:管理人  投稿日: 1月17日(月)20時48分55秒

ということは,金沢ですよね。

ところが,説明では,Japanischer Landschaftspark in Okayama
となっているのですね(^_^)。


マガツィンの表紙 投稿者:通りすがり  投稿日: 1月17日(月)20時33分57秒

兼六園の内橋亭ですね。
編集済


Re: ラトルの「パルジファル」 投稿者:管理人  投稿日: 1月17日(月)19時26分45秒

> hirobouさん

いつもながら,精力的ですね。詳細なご報告,ありがとうございました。

割と速めのテンポのラトルが,ワーグナー,ブルックナーはゆったりとしたテンポで
演奏するのですよね。私も21世紀のラトルの新しいワーグナーに期待しています。
いずれは,ベルリン・フィルとも《パルジファル》をやるのでしょうね。

イースター初日の《ピーター・グライムズ》,何とかチケットが入手できそうです。
最近は,クレジットカードも使えるようになったのですね。

ところで,ベルリン・フィルの新しいマガジン(マガツィン),日本公演の報告も載っています。
表紙の写真も日本ですが,この写真の場所は,どこでしょう?
http://www.berliner-philharmoniker.de/1585.html


ラトルの「パルジファル」 投稿者:hirobou  投稿日: 1月17日(月)10時52分16秒

皆様こんにちわ、hirobouです。
ラトルがウィーンに張り付いてシュターツオパーで「パルジファル」、ウィーン・フィル
定期でマーラー、ハイドンを指揮するというので、堪らず聴きに来ております。
「パルジファル」は1月12日と16日の2回、定期公演は14〜16日に3回聴けました。

ラトルの「パルジファル」は2001年の12月に彼がコヴェントガーデンで指揮した時にも
聴きましたが、細部ではかなり変わっています。

昨秋のベルリン・フィルとの日本ツアーで指揮した「トリスタンとイゾルデ」の第一幕への
前奏曲とイゾルデの愛の死を聴かれた方は皆、ラトルはワーグナーを雄大に指揮すると
思われて当然なのですが、実際には細いシルクの糸を何重にも手作業で織り込んだかの
ような、息を飲むような繊細なワーグナーです。

しかも必ずしも多くのワグネリアンの方から支持されるとは限らない独特の解釈も至る
ところにちりばめられています。

特にピアニッシモへのこだわりは強く、Parkettでないと十分には聞こえないほど極端に
音量を抑え、中低音も刈り込んだ上に細部にあれこれと細工を施し、しかも指揮台で指揮棒
とアイコンタクトで非常に細かく指示するため、ピットのメンバーはラトルの指揮から片時
も目を離すことが出来ず、結果としてシュターツオパーでも何年に一度あるかどうかの名演
が生まれていました。

次に彼が指揮するワーグナーを聴けるとすれば「ワルキューレ」や「神々の黄昏」ではなく
「ジークフリート」を聴いてみたいものです。

定期公演の方ではプローベ、ゲネプロ、本番をすべて聴かせてもらいましたが、驚いたのは
限られた時間の中でウィーン・フィルのメンバーと多くのディスカッションを重ね、指揮台
から繰り出す指示も注文も具体的でかつ細かいのですが、最後は「この曲は私があれこれ
言うまでもなく、あなた方の方がよく知っていますよね」と言わんばかりに思い切って
ウィーン・フィルに委ねていたことです。

それでいて本番ではわざとプローベとは違う指示を出してニヤニヤ笑っていたりで、結果
としてハイドン、マーラーともにベルリン・フィルとの演奏より格段にチャーミングな演奏
に仕上がっていました。

ワーグナーでは徹頭徹尾自分の解釈を押し通し、片方でハイドン、マーラーでは相手に
どんと任せる、こういう使い分けが自然に同時並行でやれてしまうところにもラトルの凄み
でしょうか。

今日の「パルジファル」はラトルの数メートル後ろで聴いていたのですが、幕が降りても
すぐに楽屋に引き揚げずピットに残って、ペーター・ヴェヒターやヴェルナー・ヒンク
と額を突き合わせスコアを広げてディスカッションを重ねていた光景には釘付けになり
ました。

譜面台におかれていたラトルのスコアは表紙が取れかかり、しかも折り込みだらけ、勉強量
の多さを物語っていますが、書き込みはほとんどありません。しかもほとんど暗譜で指揮
していましたから、ラトルは頭の中にスコアが叩き込まれ全体俯瞰出来ているのでしょう
けれど、それでも演奏の直前まで改良を重ねたり、即興でプローベとは違う指示を出したり
と、常に新しいアイデアをひねり出し続けているのですから、再び彼の「パルジファル」
を聴く機会があるとすれば、また少なからず違った演奏を聴かせてもらえそうです。

彼の「リング」早く聴いてみたいものです。


本日 投稿者:管理人  投稿日: 1月14日(金)20時45分16秒

9日(日)にwebで予約したチケットが,もう送られてきました。速いですね。
ティーレマンのブルックナー5番,雄渾で壮大な演奏を期待しています(^_^)。

イースターのオペラ,《フィデリオ》はあまり興味がなかったので,来日公演も聞きには行きませんでしたが,
今年の《ピーター・グライムズ》は,ちょっと気になりますね。ラトルのお国ものでもあるし。
オペラのチケットだけ,何とか入手できそうなら,3月19日の音楽祭初日だけ聞いてから,帰国したいと思っています。
ちなみに,翌3月20日は,ウィーンでも《ピーター・グライムズ》なんですね。
BPhとWPhの聞き比べができます(^_^)。


ご報告(KARAJAN CENTRUMのArchives) 投稿者:Concolor  投稿日: 1月12日(水)19時00分41秒

今晩は。ご無沙汰しております。
今年も宜しくお願い致します。

昨年7月にKARAJAN CENTRUMのArchivesの誤記(カラヤン/ベルリン・フィル来日公演:1973年10月31日、1988年5月5日)について書かせて頂きましたが、本日KARAJAN CENTRUMのArchivesを見たところ、訂正されていました。

1973年10月31日の家庭交響曲は「英雄の生涯」に訂正
1988年5月5日はモーツアルトの協奏交響曲、ベルリオーズの幻想がモーツアルトの39番とブラームスの1番に訂正

私の出したメールがきっかけなのか分かりませんが、とりあえず正しい記録になったのは良かったと思います。

ご協力くださった皆様、有難うございました。

では。


昨日 投稿者:管理人  投稿日: 1月10日(月)17時25分46秒

ウィーン・フィルとベルリン・フィルのテレビ放送があったわけですが,なかなかよかったですね。
ブラームスの曲,先日のFM放送以来,何度か聞いていますが,最後の二つの楽章が特に面白いですね。

さて,昨日は,ベルリン・フィルの定期演奏会のチケット発売日でもあり,公式サイトから,
3月7日のティーレマンのブルックナー5番のチケット,無事に予約できました。
ティーレマンがミュンヘン・フィルとの開幕コンサートでも指揮した曲のようで,今から楽しみです(^_^)。


> Ludwigさん

そういえば,ラトルの《トリスタン》,聞かれたんですよね。
ラトルはワーグナーを演奏すると,あまり小細工を用いることなく,
予想外に?雄大な演奏をするような感じがしています。
ラトルのこれまでの印象は,感心はしても,感銘はあまり受けない,
という感じたったのですが,ワーグナーは感心もし,感銘も受ける
貴重なレパートリーかなという気がするわけです。

この春は,ご旅行の予定はいかがでしょうか。
ちなみに,ベルリンのあと,ドレスデンで,3/8《アリアドネ》, 3/9《サロメ》,
3/10《エレクトラ》と,シュトラウスが続くようです。
そのあと,ベルリン・ドイツ・オペラで,3/12《ラインの黄金》,3/13 《ワルキューレ》
(これのチケットは,aus のようですが,まあ,現地 suche ということで)とあり,
かなり気持ちが動いています(^_^)。


> 葉子さん  

ラトルの《カルミナ・ブラーナ》のジャケット,改めて見てみました。
先日の録画,もうDVDにしたので,それでもう十分かと思ってましたが,
せっかくなので,CDも買ってみましょうかね。
それから,ムーティのblogの開設,おめでとうございます。


ジャケット写真いろいろ 投稿者:葉子  投稿日: 1月 8日(土)05時38分8秒

ムーティのファンですが、掲示板はいつも興味深く読ませていただいています。

最近ショッキングだったのが、ラトルのカルミナ・ブラーナのジャケット写真です。最初は何なのか全然わかりませんでした。もちろん、トルソとか、美しい裸体とか、いろいろ見てきているので、ナイーブな反応をするつもりは毛頭ありませんが。先日の演奏が、ふううううん、これが、カルミナ・ブラーナ?という面白いものだったのとあわせて、興味をひくCDになりそうです。


Re:ラトルとワーグナー 投稿者:Ludwig  投稿日: 1月 4日(火)15時57分20秒

ご無沙汰です。
あけましておめでとうございます。本年もよろしく御願い申し上げます。

TV放映は見逃しましたが、今回の来日公演の、この曲のコクと香りの高い演奏には感心し
ました。
以前ロッテルダムフィルと「トリスタン」全曲を取り上げたことはありますが、そのときの
演奏も素晴らしいもので、今回ベルリンフィルという楽器を得てますます充実している感が
あります。昨年6月の定期でもワーグナーの管弦楽曲を取り上げているのですが、「トリス
タン」だけは暗譜で指揮しており、この曲にはかなり自信を持っているようですね。反面、
「パルジファル」から第1幕前奏曲、聖金曜日の音楽、ジークフリート牧歌あたりはいま一
歩こなれない感がありましたが、「トリスタン」から受けた期待度が高かったためか。それ
でも総合的にワーグナー演奏に関しては、前任者時代にはなし得なかった高みにあるよう
に思えます。
まだまだワーグナーを取り上げる数も少ないので、ウィーンでの「パルジファル」全曲の出来
で、ある程度ワーグナー指揮者としての真価も見えてくるのではないでしょうか。


ラトルとワーグナー 投稿者:管理人  投稿日: 1月 2日(日)13時47分9秒

非常に相性がいいのではなかろうか。文句なく感心できる。

日本公演での《トリスタン》前奏曲と愛の死,昨日放映されたのを見たが,
作品との違和感を何ら感じさせることもなく,密度の高い素晴らしい演奏に脱帽。
すっかり聞きほれてしまって,愛の死でDVDのチャプターを打つのを忘れてしまったほど。
(プライスのバスクラも絶品。《野ばと》のときもすごかったけど)

プロムスで演奏されたラトルの《ラインの黄金》も,ゆったりとしたテンポの壮大な演奏で,
すっかりお気に入り。ワルハラのモチーフも非常に美しく鳴らしている。

イースターでのリング・チクルス,大いに期待できるのではなかろうか。


ジルヴェスター 投稿者:管理人  投稿日: 1月 1日(土)17時24分21秒

昨日が最後のステージとなったヴァイオリン奏者はペーター・ドームス。
42年間在籍したとラトルが語ってましたが,確かに1963年入団。
1939年ベルリン生まれなので,昨年で65歳。お疲れさまでした。
なお,今シーズンのメンバー表からは,もう名前は消えています。

最初の話は,アジアでの災害への義援金の呼びかけでしたね。

最後のハレルヤを演奏する前のラトルの話も,なかなか巧みで,感心しました。
古楽器にも造詣の深いラトルが,あえてグーセンス編曲の大編成で演奏したのには,
好感を持ちました。演奏に対する姿勢が柔軟というか。

レオノーレ3番のトランペット・ソロ(バンダ)は,ヴァレンツェイだったのでしょうか。
オルフでは,トップを吹いているようでしたので。
しかし,ずいぶんと疲れるカメラのアングルや切り替えでしたね。

今朝のBSフジは,録画してあるので,夜にじっくり見ることにします。
1月3日早朝の放送,私の地方では放映されないようです。OHK岡山放送ですが。
うーむ,どうなってるんだろう。