ベルリン・フィル掲示板
2005年5月


ありがとうございました。  投稿者: ホルン吹き  投稿日: 5月31日(火)13時22分28秒 c027-078.intsurf.ne.jp
ホルン好き様。
ありがとうございました。
ライナーノーツの写真が、前首席のマルクス・マスクニティ氏が写っていたので、マスクニティ氏
かドール氏かどちらだろう?と悩んでいました。ドール氏のファンとして、嬉しくおもいます。
ありがとうございました。


おひさしぶりで  投稿者: 六甲  投稿日: 5月31日(火)07時21分42秒 133.28.19.10
うちの大学じゃないけど、いい学長だ!

http://www.titech.ac.jp/publications/j/chronicle/396/index.html
http://www.titech.ac.jp/publications/j/chronicle/396/396-14.html

http://www.titech.ac.jp/publications/j/chronicle/396/396-14.html


Re.教えて下さい  投稿者: ホルン好き  投稿日: 5月30日(月)22時55分48秒 ppp1452.hakata04.bbiq.jp
いつもここで情報をお世話になっています。沢山の皆さんに色々教えてもらい、大変ためになります。

さて、ヴァントのBPO、ブルックナーのロマンティックは、私の記憶が正しければ、シュテファン・ドール氏です。どこからのソースだったか、失念したのですが、あのシリーズでヴァントの録音したブルックナーは、ホルンのトップが全部ドール氏だった記憶があります。

間違っていたら、どなたか御指南下さいませ。
これらかもよろしくお願いします。


教えてください。  投稿者: ホルン吹き  投稿日: 5月29日(日)22時24分11秒 c031-064.intsurf.ne.jp
BPO大好きホルン吹きです。
ギュンター・ヴァント指揮BPO,ブルックナー交響曲第4番「ロマンテック」の冒頭の大変素晴らしいホルン、誰が吹いているのか、ご存知の方がいれば教えてください。


そちらもほどほどで  投稿者: 通りすがり  投稿日: 5月29日(日)03時05分13秒 st0049.nas941.n-yokohama.nttpc.ne.jp
誰にでも開かれているネットの掲示板ですからいろいろな人がいていいのではないでしょうか。
見識の低い人も高い人もいて当たり前じゃないですか。
見識の高い人は見識の高いひとと議論を展開して楽しめばいいし、
それなりの人はそれなりの議論を楽しめばいいんじゃないですか。
飲み屋で突然知らない人にあんたたちの議論はおかしい、
なんて言われたら、何だコイツ?って思いませんか。
なのにどうしてネットの掲示板ではそういうことが平気でできるんでしょうか。
ほっとけばいいじゃないですか。


感想はほどほどに  投稿者: Musikschueler  投稿日: 5月29日(日)01時50分0秒 proxy161.docomo.ne.jp
さいもんさん、ではその根拠は?
素人の程度の低い感想で雑なんて言われる筋合いはないでしょうね、天国のクライバーさんは。
アバドが好きだろうと、クライバーが好きでなかろうと、感想や趣味を語るのは自由でしょうが、それ以上のことを語るのは無礼ですな。
貴方にブラームスの4番の何がわかるんですか?楽譜見たこと何回ありますか?そもそも楽譜読めますか?リダクションして弾きましたか?そこから自分の解釈見つけられますか?オケ相手にブラームス指揮出来ますか?
出来る人ならそんなことは言えないでしょうね。


Re.クライバー  投稿者: さいもん♪  投稿日: 5月28日(土)23時25分10秒 YahooBB219034164157.bbtec.net
大変お気の毒ですがこの盤は全く共感できません。なんという雑なブラームスなのだろう。ここでいう雑の意は、アンサンブルの乱れでなどではなくこの指揮者の音楽性そのものだ。昨年ぐらいに正規発売された田園(クライバー/バイエルン国立歌劇場o.)と似たような出来の悪さを感じる。ボク的にはアバドの方がよっぽど優れた音楽性を感じるのだが・・・いかがですか?


クライバー  投稿者: 横槍ですが。  投稿日: 5月27日(金)02時20分7秒 ZB008181.ppp.dion.ne.jp
同感です。正規盤のブラ4は、なんとも無機質で、世間の評判の良さが理解できません
でした(当方クライバー大好きですが・・・)。しかし、この「辛口」ともいえる演奏
はとても素晴らしいです。BPOでは、カラヤン、アバドら歴代の音楽監督との演奏ばか
りで、やや宝の持ち腐れ感がありましたが、これは心技体の一致した名演だと思います。
しかし、クライバーの棒に慣れてないBPOが、あちこちで出遅れたりアンサンブルが乱
れるのは何とも残念(特にTrb)。BPOなら暗譜できるような曲でも、こんなことがある
のですね。フォーグラーは、おそらくポディウムの客の膝上録音なので、バランス的に
も突出していて、雷のようなサウンドがTimp好きには堪らないです。クライバー自身、
この演奏会に際し、天井マイクの撤去まで求めたにもかかわらず、後年この録音を好ん
で聴いていたそうですね。MEMORIESはえげつない商売の海賊盤屋なので、積極的にはお
奨めしたくないですが、素直な感想です。


クライバーのコンサート  投稿者: 管理人  投稿日: 5月26日(木)19時41分5秒 133.92.64.38
具体的に,どのコンサートのものなのか不明なので,返答しにくいのですが,
1994年のベルリン・フィルとのコンサート(ブラームス4番など)でしたら,お薦めです。

実は22日の日曜日,尼崎に関西二期会の《タンホイザー》を見に行く前,梅田でこの録音を
MEMORIES盤で初めて入手したのですが,あまりの素晴らしさに,びっくりしました。
特にフォーグラーのティンパニの見事さには,ほれぼれとしてしまいました(^_^)。
アバドもこのぐらい叩かせてあげればよかったのに,と思いました。


オークションの商品  投稿者: ボクチン  投稿日: 5月26日(木)14時16分32秒 p5187-ipad06kanazawa.ishikawa.ocn.ne.jp
ヤフーのオークションで希少価値の物(クライバーのコンサート)がありますが、購入してよいものかどうか悩んでいます。教えて下さい。


気が早いですが・・・  投稿者: マラドーナ  投稿日: 5月26日(木)01時03分20秒 nthkid013173.hkid.nt.isdn.ppp.infoweb.ne.jp
7/16にBS−hiで下記の放送があるようです。

2005年 7月16日(土) 23:25 〜 翌 03:25 パリ・オペラ座  Bモード・ステレオ  
歌劇「エフゲーニ・オネーギン」   ( チャイコフスキー )  
ラーリナ (女地主)  : アレクサンドリーナ・ミルチェワ  
タチヤーナ (ラーリナの娘)  : オリガ・グリャコワ  
オリガ (ラーリナの娘で タチヤーナの妹)  : マリーナ・ドマチェンコ  
フィリッピエーヴナ (召し使い)  : イリーナ・チスチャコワ  
エフゲーニ・オネーギン  : ウラディーミル・チェルノフ  
レンスキー (詩人で オネーギンの友人)  : ピョートル・ベチャーラ  
グレーミン公爵  : グレプ・ニコリスキー  
隊長  : アルマンド・ノグエラ  
合 唱  :  パリ・オペラ座合唱団  
管弦楽  :  パリ・オペラ座管弦楽団  
指 揮  :  ウラディーミル・ユロフスキ  
演 出  :  ウィリー・デッカー  
字幕  :  小林 久枝  
[ 収録: 2003年3月〜4月, パリ・オペラ座 ]

サイモン・ラトル指揮  Bモード・ステレオ  
ベルリン・フィル 演奏会  
1.  交響曲 第5番  ( マーラー作曲 )
[アンコール]  
2.  ハンガリー舞曲 第3番  ( ブラームス作曲 )
ホルン : シュテファン・ドール  
管弦楽 : ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団  
指 揮 : サイモン・ラトル  
[ 収録: 2002年9月, ベルリン・フィルハーモニー ホール ]


日本公演情報  投稿者: ぱぱぐま  投稿日: 5月26日(木)00時13分0秒 YahooBB219176036085.bbtec.net
ふと見たらフジテレビのHP内に掲示がありました。
http://www.fujitv.co.jp/events/music_cl/mc051120berlin.html


RE:Re: ベルリン  投稿者: KAT  投稿日: 5月18日(水)21時38分30秒 eatkyo285031.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
 こんばんは。
つまり、シュテルンさんはコンマスではない、ということですよね。
knryr3588さんはコンマスが二人いつも座っているものと思い込んで
いるためそこがわかってなかったんじゃないでしょうか。

あるいは、「ライナー・ゾンネとヘルムート・シュテルン(コンマスではない)」
という文章の「コンマスではない」という部分が二人にかかっているように
見えてしまったとか。
どうでしょう?


Re: ベルリン  投稿者: 管理人  投稿日: 5月18日(水)13時02分2秒 133.92.64.38
えーと,もう解決済みかもしれませんが,これは,第1ヴァイオリンの第1プルトに
座っているのが,ゾンネ(コンマス席)とシュテルンの二人ということですね。
第1コンマスの人は,誰も出ていないようです。ゾンネは第1のつかないコンマス。
シュテルンは,『ベルリンへの長い旅』という翻訳書が出版されてます。

>hirobou さん
貴重な情報,いつもありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。

なお,一言だけ書かせていただきますと,この掲示板でアバドの指揮者としての
稀有の能力に,疑念が出されたことはなかったと思います。
《パルジファル》をハイドンのカルテットのように演奏させれる指揮者なんて,
そう滅多に存在しないでしょう。完全に脱帽です。
結局のところ,そのような演奏に対する好みの違いだったと思っているのですが。

ということで,好みの違いについては,もう議論したくないので,皆さん,どうかよろしく(^_^;)


ベルリン  投稿者: knryr3588  投稿日: 5月16日(月)20時41分29秒 U027201.ppp.dion.ne.jp
すいません。(ライナー・ゾンネとヘルムート・シュテルン(コンマスではない)のことかな?)とありますが、意味がわからないんですけど、わかりやすくおしえていただけますか?


ハイティンク  投稿者: hirobou  投稿日: 5月16日(月)00時51分8秒 port-83-236-138-234.static.qsc.de
こんにちわhirobouです。

昨夜フィルハーモニーでハイティンク指揮する定期公演を聴きました。
仕事の都合でゴールデンウィークを全部潰した見返りは大きなものでした。

プログラムは
 モーツァルト:交響曲第32番
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番
 ドビュッシー:ノクチュルヌ
 ドビュッシー:イベリア
と、コーラスまで入りますので、ハイティンクが日頃から常連として出演している
オーケストラの定期公演でないと聴けないもの、予定されていたペライアがキャンセル
したのは残念でしたが、

ちょうど1年前の、ハイティンクの体調が万全ではなかったシュターツカペレ・ドレス
デンとの日本ツアーとは大違いで、とびきりの良いコンサートでした。

ラトルやアバドが指揮する時のベルリン・フィルとは全く異なる、目のつんだ、暖かく、
底光りする、渋い艶があって、それでいて華もある、本当にいい音でした。
この音はシカゴ交響楽団やウィーン・フィルでは出せません。

ハイティンクはドビュッシーを若い頃から得意にしていて、巨匠になった今でもよく
指揮しますが、こういう曲で繊細な音を引き出すことにかけてはナンバーワンのラトル
でさえ降参でしょう。

自然体で、指揮台の上からは何も要求してなさそうなのにベルリン・フィルのメンバー
全員が一生懸命に自分たちの音を「こんな音でもいいですか?」という風にハイティンク
に捧げている、そんなコンサートでした。

ベルリン・フィルのメンバーが心酔して本当に嬉しそうに弾いていましたが、終演後、
楽屋にブラウンシュタインを始め何人ものメンバーがわざわざハイティンクにお礼を
言いに来ていたのが印象的でした。

長時間フライトが難しく、もう日本に来る予定のないハイティンクは出かけて行って
聴くしかなく、2006年はボストン、アムステルダム、そしてベルリンで聴きます。

ところで2005〜2006年の新しいプログラム・ブローシャーを入手しましたが、メンバー
全員が顔写真入りで紹介されていて、これはかなりいいですね。
あっという間に品切れしたそうで、慌てて増刷中とのことです。

裏表紙は例によってドイツ銀行の広告なのですが、ヴィオラの第一プルトの内側の席から
清水直子さんが指揮者と何やら会話している写真が使われていて、とてもいい笑顔ですね。


2人と言われても  投稿者: ichida  投稿日: 5月15日(日)23時11分31秒 39.70.112.219.ap.yournet.ne.jp
ライナー・ゾンネとヘルムート・シュテルン(コンマスではない)のことかな?


ベルリンフィル  投稿者: knryr3588  投稿日: 5月15日(日)21時49分22秒 ZG010087.ppp.dion.ne.jp
1993年ベルリンフィル、ロシアンナイト小沢征爾(オザワセイジ)指揮のコンサートマスター2人の名前誰か知ってる人教えてくれませんか・


Re:web予約  投稿者: hirobou  投稿日: 5月 9日(月)08時23分42秒 h126.p048.iij4u.or.jp
こんにちわ、hirobouです。

>ただ、私にも分からないのは、定期演奏のプログラムには入って
>いない演目(それこそWPOとの合同演奏やアバドの3公演の
>うちの1公演もそうですが・・・)が、なぜ発売開始時点で、
>既に残席が僅かになってしまっているのか?です。

様々な方法で事前に販売されているからです。
私は「発売開始日は、事前販売で売れ残ったチケットのバラ売り日」と割り切っています。
私は仕事で行けませんでしたが合同演奏会やアバド指揮するSonderkonzertのチケットは
昨年5月に券面価格で入手しました。

>WPOとの合同演奏のときは、web・FAX・電話の枠はなく、
>ボックスのみであったにもかかわらず、ボックス発売開始の
>時点で正面席(A〜Fブロック)はすべて「売切」となっており、
>いったい誰がどうやって正面席を買えたのか、まったく理解でき
>ません(しかもコンサート当日はAブロックに日本人がやたら
>座ってたし)。

ベルリン・フィルも今や営利団体ですので団体客へのバルク販売を優先します。
Aブロック、Bブロックは昨年5月の時点で既に残席僅少でした。

ちなみに今年のザルツブルク音楽祭では、人気演目はそもそも天井桟敷しか
一般発売されませんでした。これはパトロン対象の事前販売で売り切れたからです。
ベルリン・フィルも同様とお考えになった方が宜しいかと思います。

現地に住んでおらず、発売日にボックスオフィスに並ぶわけにはいきませんので
チケットの入手方法はベルリン・フィルに限らず、随分調査してあれこれ工夫を
凝らしてはおります。


web予約  投稿者: abo  投稿日: 5月 9日(月)07時08分46秒 ACB2E28D.ipt.aol.com
ベルリンに2年在住しております。
少し前にチケット購入についての話題が出てましたので、
こちらでの経験をご紹介したいと思います。

web予約ですが、枠はほとんどありません(人気演目に関しては)。
定期会員(アボ)ですでに売れてしまっているためと、
結局のところ、窓口販売が一番優先される(枠が多い)ためです。
特に最近の2、3回はwebでの予約がしにくいですね。
(アクセスが集中してそもそもサイトに入れない)

先月のWPOとの合同演奏会ですが、
実はweb・電話・FAXでの枠は「ゼロ」でした。
(ボックスのお兄ちゃんに確認しました)

しかし、インターネット発売開始の8時の時点でwebでの
「売切」を確認した後でボックスに向かっても、
全然遅くはなく、行列はありません。

ベレー帽をかぶったおなじみのおじちゃんが整理券を
配っており、これをもらえば、指定時間に戻ってくれば
いいのです。

私はボックス発売開始(11時)の3時間前でも
受け取った番号はかなり若い番号でした。
寝袋なんか必要ありませんし、そもそも日本で
おなじみの前夜からの行列なんてことしたら、寒いドイツ
ではほんとに「凍死」します。

BPO・WPO合同は例外としても、これまでの経験では、
発売開始日の朝、少なくとも9時半過ぎにフィルハーモニー
の前に行けば、チケットは必ず入手できます(席を選ばなければ)。

ただ、私にも分からないのは、定期演奏のプログラムには入って
いない演目(それこそWPOとの合同演奏やアバドの3公演の
うちの1公演もそうですが・・・)が、なぜ発売開始時点で、
既に残席が僅かになってしまっているのか?です。

WPOとの合同演奏のときは、web・FAX・電話の枠はなく、
ボックスのみであったにもかかわらず、ボックス発売開始の
時点で正面席(A〜Fブロック)はすべて「売切」となっており、
いったい誰がどうやって正面席を買えたのか、まったく理解でき
ません(しかもコンサート当日はAブロックに日本人がやたら
座ってたし)。

この点ご存知の方いたら教えていただければ幸いです。

ちなみに当日券(ポディウム)も、まあ、3時間前に
並べば確実に入手可能だと思います。私の同僚も、WPO
との合同演奏会は、たしかにいつもより行列は長かった
とはいえ、2枚入手できてました。


>オケの音+トレーニング能力  投稿者: 高橋  投稿日: 5月 9日(月)00時55分19秒 tdmo2.med.kutc.kansai-u.ac.jp
一昨年までベルリンに留学しておりました高橋と申します。
バレンボイムがウンターデンリンデンのプロデューサー、音楽政治屋
として手腕を発揮したことには誰も異論はないでしょうが、シュターツ
カペレベルリンを立派に育ててきたというのは相当に的外れと思います。
そもそもバレンボイムがベルリンにいるのは年に10〜15週程度で育成
以前の問題でした。バレンボイムが来て催しの魅力が向上し集客に貢献
したのは間違いありませんがオーケストラのレベルは少しもあがっていま
せん。そもそもアバドとバレンボイムを比較することは横綱と十両を同列
に並べているも同然、地元ベルリンの人でさえ比較する人はいませんでした。
バレンボイムが指揮台に上がったベルリンフィルをきいたこともありますが
手抜きと指揮者としての基礎能力の欠如に起因すると思える音の混濁、アン
サンブルの荒れが目立ち、ベルリンフィルらしからぬダルな演奏に終始して
いたことは今でも鮮明に覚えております。
「生命力ある音の芯」「瀕死の馬を無理やり鞭でたたくかカンフル剤でドラ
イヴしていたかのような」「まったく伸びきってしまった麺をスープと具の力
で食べさせていたようなもの」といった意味不明の比喩と幼稚な思い込みが
多過ぎるのですが、もうちょっと日本語と耳とコミュニケーション能力を磨かれ
てはいかがでしょうか。


Re:オケの音+トレーニング能力  投稿者: hirobou  投稿日: 5月 8日(日)22時26分28秒 h245.p058.iij4u.or.jp
皆さん、こんばんわhirobouです。

>たとえばアバドがシュターツカペレベルリンのシェフをやっていてバレンボイムが
>ベルリンフィルのシェフだったとしたら、ベルリンフィルは低迷し、シュターツカペレ
>ベルリンは今以上の名声を得ているとお思いですか?

少なくともバレンボイムがカラヤンの後任としてベルリン・フィルのシェフに就任して
いたら、ベルリン・フィルは長期低落期に突入していたでしょう。
それはリンデン・オパーのピットの粗雑な音やバレンボイムが指揮する時のシカゴ交響
楽団のナマのステージを聴けば明白です。

誤解のないよう付記しておきますと、私はバレンボイムをベルリンだけでなくシカゴ・
オーケストラホールでリハーサルを含めて相当数を現場で聴いています。
ちなみにラトルはベルリンのシェフに選ばれる前からバーミンガムやアメリカの各オケ
でリハーサルを含めてやはり多数聴いています。

スカラとウィーン・シュターツオパーのシェフをやったアバドが遥か格落ちのリンデン・
オパーのシェフをやることなどあり得ませんから、相当に無理のあるこじつけとは思い
ますが、少なくともバレンボイムより遥かに成果は挙がったでしょう。

実際にアバドがたった一度だけリンデン・オパーのピットで指揮した「ファルスタッフ」
では、別のオーケストラが弾いているのではないかとピットを覗き込んでしまったほど
一時的にクォリティが上がっていて驚きました。この公演をお聴きになられた方は皆、
同じ感想をお持ちでしょう。

>逆にアバドは優秀奏者をそろえたルツェルンの合奏能力にしても、決してバレンボイム
>などを比較対象に出して「トレーニング能力が高い」というようには思えないのですが、
>そういった点はどのようにお考えでしょうか。

ルツェルン・フェスティヴァル・オケのステージを実際にお聴きになられてのお話で
しょうか。私はリハーサルを含め、やはり相当な時間を割いて聴いております。

ルツェルン・フェスティヴァル・オケの実態は必ずしも全員が優秀とは言えないマーラー
室内管弦楽団をベースに、インテンダントのヘフリガーが札束にモノを言わせて連れてきた
スタープレーヤーが、リハーサルを含めて僅か数週間だけテンポラリーに参加する、うた
かたの臨時編成オケに過ぎません。サイトウ・キネン・オケより悪条件です。

20年以上前からボランティアでいくつものユース・オケの育成に取り組み、若いオケの
トレーニングに熟練しているアバドでなければ空中分解しているでしょう。

ベルリン・フィルのリハーサルでは言葉少ないアバドが、ルツェルンでのリハーサルでは
非常に雄弁で指示も仔細、またアシスタントに任せれば良いと思えるような初期段階の
リハーサルまで自ら指揮し、満足出来るレベルに達するまで予定時間をオーバーしてさえ
もリハーサルを続行させます。

弟子のダニエル・ハーディンクが殆んどのリハーサルに立ち会っているにもかかわらず。
リハーサルが終わった後の個別打ち合わせの内容の濃さにも驚かされます。

こうしたアバドの地味で手抜きのないアクションの積み重ねが、ルツェルン・フェスティ
ヴァル・オケを危険な綱渡りから救っているのです。これをオケのトレーニング能力と
言わずして何と言うのでしょうか?

バレンボイムなら恐らく若いアシスタント・コンダクターに大半を任せ、自らリハーサル
を指揮するのはメンバーが全員顔を揃えてからだけでしょう。結果は推して知るべしです。

ただ気風よくドンと任せるため、アシスタントは貴重な修羅場と場数を経験できるので
しょう、彼の元からはフィリップ・ジョルダン、ダン・エッティンガーのような逸材が
輩出していること、またそういう好素材を発掘する慧眼は高く評価されて然るべきです。

今回の出張ではそのジョルダンが指揮する「ローゼンカヴァリエ」、エッティンガー指揮
する「タンホイザー」を聴きますが、終演後に彼らを楽屋の個室に訪問できたり、別の
機会に気前よくリハーサルを聴かせてくれるのはバレンボイムのお陰で、私は感謝こそ
すれ恨みなんてありません。

しかし、これと彼ら自身のトレーニング能力、管理能力の高低とは別の話です。


ベルリンファンさん  投稿者: G  投稿日: 5月 8日(日)18時10分26秒 port-83-236-139-14.static.qsc.de
ベルリンファン=アバディアン殲滅さん。  


>バレンボイムはシュターツカペレベルリンをそれなりに立派に育ててきた実績があると
>も思えますが、

失礼ですがナマのコンサートを聴きに行ったことあるのでしょうか。
まさかCDの音で比較しているんじゃないですよね。
バレンボイムとシュターツカペレ・ベルリンの組み合わせがオケ単独では一流じゃないことは周知の事実ですが向学のために貴殿の見解をご教示いただけませんか?


>「コシ」という意味では、まったく伸びきってしまった麺をスープと具の力で食べさせて>いたようなものです。

音の「コシ」って何でしょうか?
端的でまわりくどくないご説明をお願いします。
私は貴殿も含めカラヤンとフルトヴェングラー、アバド、ラトルをCDを中心に同列に議論されていると思います。


アバドとラトルの演奏方法の違い  投稿者: クリックホルン  投稿日: 5月 8日(日)17時34分55秒 YahooBB219038248030.bbtec.net
アバドとラトルの大きな違いは、
アタック(アクセント)の付け方と旋律の演奏方法だと思います。

アバドは、曲の流れに応じたアタックをしていて、
旋律は叙情的に歌わせています。
それに対して、
ラトルは、アタックにメリハリを付けていて、
旋律は浮き立たせるかごとく奏でています。

以上は私見ですが、その辺の違いが演奏に表われていると思います。
どちらが一般的に分かりやすいかと言えば、ラトルの方でしょう。
後は、好きずきですね。


オケの音+トレーニング能力  投稿者: ベルリンファン  投稿日: 5月 8日(日)12時02分38秒 218.33.188.187.eo.eaccess.ne.jp
hirobouさんのご説明は大変興味深いですね。ありがとうございます。
その上でなお、hirobouさんのおっしゃることにも気になる点があるのですが、

音の問題に戻しますが、

>アバドに比べラトルは低音をブンブン鳴らしますが、カラヤンの鳴らした低音とは
>全く異なるものです。

カラヤンとラトルでは低音の鳴らす質が違うことはみなさんおそらくご承知の上で議論されているものと思いますけれども、私見ではむしろラトルは、アバド時代になくなった(と思われる)「生命力ある音の芯」(コシといってもいいかも)を持ち直してきたからこそ、みなさん「カラヤン時代に近づいた」とおっしゃっておられるのではないかと思います。(それは低音だけの問題ではないと思います。)私は、ホールの差、場所の差にかかわらず、アバド・ベルリンフィル(ベルリンフィルだけに限りませんが)の演奏ではいつも生命力を失った「死んだ音」を快速テンポや際立った(時には「奇異な」)フレージングで沸き立たせていたかのように感じさせられました。たとえてみれば、アバド・ベルリンフィルの演奏は、瀕死の馬を無理やり鞭でたたくかカンフル剤でドライヴしていたかのような印象です。「コシ」という意味では、まったく伸びきってしまった麺をスープと具の力で食べさせていたようなものです。(アバドファンの方、ごめんなさい。)
ラトルの演奏では、まず一つ一つの音が自発的な意味のある音を発し、前後の音と有機的に繋がって全体として躍動感ある生き生きとした音になってきはじめたように感じています。別にカラヤンやフルトヴェングラー時代の音を求めているわけではないと思いますが、この点hirobouさんのご意見はいかがでしょうか?


>後任がアバドではなく、もしトレーニング能力の低いバレンボイム
>あたりであったならベルリン・フィルはいま、トップ・オーケストラたり得なかった
>でしょう。

「トレーニング能力の低いバレンボイム」というのも若干ひっかかるのですが、アバドがバレンボイムに比べて具体的にはどういう点でどれほどトレーニング能力が高いとおっしゃるのでしょうか?アバドには優秀な若手奏者を多数導入した、という貢献はあると思いますが、たとえばアバドがシュターツカペレベルリンのシェフをやっていてバレンボイムがベルリンフィルのシェフだったとしたら、ベルリンフィルは低迷し、シュターツカペレベルリンは今以上の名声を得ているとお思いですか?

バレンボイムはシュターツカペレベルリンをそれなりに立派に育ててきた実績があるとも思えますが、逆にアバドは優秀奏者をそろえたルツェルンの合奏能力にしても、決してバレンボイムなどを比較対象に出して「トレーニング能力が高い」というようには思えないのですが、そういった点はどのようにお考えでしょうか。


チケットの内外価格差  投稿者: hirobou  投稿日: 5月 8日(日)04時37分54秒 h181.p056.iij4u.or.jp
hirobouです、こんばんわ。

>他の都市での公演(例えば一昨年の北米ツアーなど)のチケット料金などを考えてみると、
>日本公演の金額が高いという事実があるからで、呼び屋に責任がないとはいえないと
>考えたからです。

日本在住なのに定期会員をやっているせいか珍しがられて団員さんや指揮者、マネジ
メントスタッフに昵懇にしてもらっている人が何人もいますので代弁しておきますと、
アメリカツアーのギャラと日本ツアーのギャラは殆んど変わりません。

アメリカツアーをマネジメントした会社が得た利益と日本ツアーをマネジメントした会社
が得たそれとに大きな差があったのかと言えば、これもありません。
じゃあなぜチケットの値段が大幅に違ったのかといえば、スポンサーが負担、供出した
金額の桁が違ったからです。

アメリカでは寄付行為に対する税法上の優遇措置やその適用範囲が大きく、スポンサーが
大金を出しやすいのですが、日本ではベルリン・フィルの日本公演に一般企業がカネを
出しても直接の優遇措置は無きに等しいですから、集まる金額に自ずと限度があります。
日本のオーケストラに対する寄付なら話は別なんですけどね。

アメリカ公演と日本公演のチケット価格の大きな差はここに原因があります。
これは毎年開催されるウィーン・フィルのカーネギーホール定期とサントリーホール
定期にも概ね同様のことがあてはまります。

こうした事情を全く知らずに「ベルリン・フィルの公式掲示板」でベルリン・フィルや
ラトルはボッタクリではないか、アメリカは安いのに日本のチケットは不当に高いと
延々噛み付き続けた愚かな日本人に対してベルリン・フィルやラトルが相当不愉快かつ
ナーバスになっていたことを、ここに付け加えておきます。

ちなみに日本ツアーの際に急遽開催された公開リハーサルはチケットの内外価格差への
罪滅ぼしや高額過ぎてチケットを買えなかった若い人への救済措置とやらのために企画
されたのではなく、集まったカネは全額赤十字社を通じて寄付されています。
純粋なボランティアであったことも付記しておきます。

ただし、そのアメリカも景気低迷の影は色濃く、スポンサーの財布の紐は一昨年ほど
緩くはないため、来年1月のベルリン・フィルのアメリカツアーは日本同様、前回に比べ
大幅に規模が縮小されてしまいました。

ラトルはベルリン・フィルのアメリカツアーの後、3週間アメリカに残ってフィラデル
フィア管弦楽団の定期公演に出演、4種類のプログラムで11回のコンサートを指揮します。
ブルックナーの交響曲第7番、ブラームスの交響曲第4番、ウォルトンの交響曲第1番
など、ベルリン・フィルとのコンサートでさえ、まだ指揮したことのないプログラムに
加え、グバイドゥリーナの新作世界初演まで予定されています。

ラトルが指揮するフィラデルフィア管弦楽団のコンサートを現地まで聴きに行ったこと
がありますが、ベルリン・フィルを指揮する時とは違い、バーミンガム時代のような
ヤンチャなラトルが聴けて、非常に面白い顔合わせです。

フジテレビならびにライヴドアの社員ではありませんので念のため(笑)。


(無題)  投稿者: Musikschueler  投稿日: 5月 8日(日)02時31分33秒 proxy107.docomo.ne.jp
hirobouさん、ご指摘ありがとうございます。

財団法人化された事を
『組織として大きく変わった』
と言い換えてしまったことが誤解を招いたかもしれません。携帯からの投稿でつい助成金の話などをはしょってしまいました。

呼び屋だけの責任というつもりで投稿したのではなかったのですが、私の書き方がまずかったです。

呼び屋云々を書いたのは、他の都市での公演(例えば一昨年の北米ツアーなど)のチケット料金などを考えてみると、日本公演の金額が高いという事実があるからで、呼び屋に責任がないとはいえないと考えたからです。


「ベルリン・フィルの今」  投稿者: hirobou  投稿日: 5月 8日(日)01時52分21秒 h181.p056.iij4u.or.jp
皆様こんばんわ、hirobouです。
白熱してますね(笑)。

来週末から約2週間の出張を予定しており、その間何度かベルリンに立ち寄って、
ハイティンク、ヤンソンス、アバドの指揮でベルリン・フィルの定期公演を聴く予定
です。

現任の芸術監督ラトルより遥かにキャリアが上の、今まさに円熟期にある3人のマエ
ストロがそれぞれに違うテイストをベルリン・フィルから引き出してくれるのを、
わずか2週間でリアルタイムに聴き比べ出来るのは非常に楽しみですが、
この掲示板でしばしば目にする「ベルリン・フィルらしい音」とやらは恐らく聴けない
であろうし、またそんな音を私は聴きたいとも思いません。

私はベルリン・フィルの団員たちが自らの意思で選んだアバド、ラトルとの共同作業
の結果、積み上げられ蓄積された「ベルリン・フィルの今」を聴くために交通不便な
ベルリンにわざわざ立ち寄るのです。

「ラトルが就任してベルリン・フィルの音がカラヤン時代に戻った」とのご意見を
この掲示板でしばしばお見かけしますが、全盛期にあった70年代前半から亡くなる
直前まで、リハーサルから本番までカラヤンのステージを相当な数聴いた者として
甚だ見当違いと申し上げざるを得ません。
アバドに比べラトルは低音をブンブン鳴らしますが、カラヤンの鳴らした低音とは
全く異なるものです。

殊に体調が悪化して登場回数が極端に減少した最晩年のカラヤン時代はトレーナー
不在に陥り、かつメンバーの高齢化もあってベルリン・フィルに往年の輝きは既に
ありませんでした。後任がアバドではなく、もしトレーニング能力の低いバレンボイム
あたりであったならベルリン・フィルはいま、トップ・オーケストラたり得なかった
でしょう。

4月下旬にラトルはベルリンで
 武満徹:鳥は星形の庭に降りる
 チン・ウンスク:ヴァイオリン協奏曲
 ストラヴィンスキー:「火の鳥」

といった野心的なプログラムを指揮し、チケットは早々にSold Outでしたが、
これはベルリン・フィルがカラヤン時代の音に戻ったのでは、そしてラトルの前任者
がアバドでなかったら、そもそも上演不可能だったプログラムと言えます。

来週から私が立て続けにベルリンに行くのは、こういうプログラムが当たり前のよう
に上演出来るようになった「ベルリン・フィルの今」が聴きたいからであって、
カラヤン時代の重厚、絢爛豪華ではあるけれど、一方では鈍重で融通の利かないに音
に単純に先祖がえりしただけのベルリン・フィルを懐古趣味的に聴くためではあり
ません。


>日本公演の金額高いのはラトルのせいじゃなくて日本の呼び屋のせいです。

これは少し違います。
ベルリン・フィルはラトルの就任と時期を同じくして財団法人化されました。
財団法人化される前はベルリン市の外郭団体であったベルリン・フィルの公演
ツアーにはベルリン市の助成がつきましたが、今はそれがないのです。

昨年の日本公演のギャラは1ステージ1億円でした。川崎市や金沢市、札幌市
等々は税金から財政出動し、この1億円のうち半分近くを助成してベルリン・
フィル公演を積極誘致したのです。この1億円のギャラは東京公演も同じです。

にもかかわらず東京公演だけチケットは安かったのは、地方自治体の助成金を
上回るスポンサーフィーが集まったからです。
東京公演のスポンサーは大和証券グループだけではなかった事実を知っておかれた
方が宜しいでしょう。

ちなみに私はフジテレビの社員ではありませんので念のため(笑)。


日本公演  投稿者: Musikschueler  投稿日: 5月 8日(日)00時36分9秒 proxy162.docomo.ne.jp
もう一点、ベルリンフィルの日本公演に関して。

ドン・アルフォンソさんは何か勘違いされているのではないでしょうか。
日本公演の金額高いのはラトルのせいじゃなくて日本の呼び屋のせいです。
確かにベルリンフィルの公演料は高額ですが、ラトルの音楽監督就任以前と以後で、ベルリンフィルは組織として大きく変わりました。これがKonzertreiseの公演料が高くなった大きな要因だと思います。(定期演奏会の料金も改訂されたはず)

先の投稿に大きな誤りがありました。すみません。

誤『偉大な演奏幹事家』
正『偉大な演奏家』


金銭欲と名誉欲?  投稿者: ベルリンファン  投稿日: 5月 7日(土)23時19分50秒 218.33.188.187.eo.eaccess.ne.jp
みなさんのおっしゃることもそれぞれに一理あるとは思うのですが、一点だけ。

ドンアルフォンソさんの:
「ラトルは私が察するに、大変な野心家です。それが悪いとは思いませんが、日本公演での高額な入場料を考えますと、決して音楽のために音楽をする演奏家ではないかもしれません。金銭欲と名誉欲は音楽家にとりまして、危険な要素でもあると思います。」というのはどこから出てきたお話ですか?例として挙げられた来日公演でのチケット代についてですが、全体の収益がどのくらいで、そのうちラトルの取り分の割合がどれくらいで、カラヤンやアバドに比してそれは大きいのか、ご存知なのでしょうか?教育プロその他の活動を鑑みても、少なくともラトルが「音楽のために音楽をする演奏家ではない」という批判をアバド以上に受けるいわれはないように思いますし、個人的には「決して音楽のために音楽をする演奏家ではないかもしれません。金銭欲と名誉欲は音楽家にとりまして、危険な要素でもある」という点については、ラトル以上にアバドは批判されてもおかしくないくらいに思いますが?


ベルリンフィルらしい音って…  投稿者: Musikschueler  投稿日: 5月 7日(土)19時27分53秒 proxy113.docomo.ne.jp
お邪魔します。
AKIO様が投稿されている文面のみから察するに、録音のみで演奏を評価されているようですが、失礼ながらそれは全く不当なことです。

アバードに対する批判も、一理あると思いますが、カラヤンの偉大さをもっと考慮して彼の評価をするほうが妥当だと思います。
好き嫌いは個人の好みですが、過去の偉大な演奏幹事家たちの遺した『録音』と現在の演奏を安易に天秤にかけることは危険です。
価値判断は個人の自由です。が、もはや録音物と実演は切り離された別々の価値を持っていることは明らかです。


私も同じく疑問です  投稿者: ドン・アルフォンソ  投稿日: 5月 7日(土)13時28分45秒 YahooBB219001009070.bbtec.net
こちらで話題になっている、「監督がラトルになってベルリンフィルらしい音が戻った」としばしば皆様が口にされていらっしゃいますが、私も正直ここで皆様が求めていらっしゃるベルリンらしい音とは一体どのようなものなのだろうか、と疑問に思っております。そしてよくここで前任者アバドの批判がされておりますが、それではアバドの音作りはベルリンフィルに相応しくなく、皆様にそれほど不満であったのでしょうか?私はアバドの演奏は、大変素晴らしい演奏会が多かったと思っております。そして、ラトルの音がカラヤン時代に戻ったということは決して全てに当てはまらない表現だと思っております。あれほど批判されていたアバドのベルリン客演公演を欲しがっていらっしゃる方もいらっしゃいますし。あまり自分勝手にならずに、謙虚なお気持ちを持たれることも大切かと存じます。ラトルは私が察するに、大変な野心家です。それが悪いとは思いませんが、日本公演での高額な入場料を考えますと、決して音楽のために音楽をする演奏家ではないかもしれません。金銭欲と名誉欲は音楽家にとりまして、危険な要素でもあると思います。


質問  投稿者:  投稿日: 5月 7日(土)00時51分33秒 pD95B72BC.dip0.t-ipconnect.de
ドイツによく帰国している者です。

>また、全体の響きも、かなりベルリンフィルらしくなったなと感じます。

ベルリン・フィルらしい音って、どんな音ですか?
是非ともご教示ください。

>ティンパニの響きが、軽快になったと思うのですが?
>フォーグラー氏の音に、似てきたというか?

ということはゼーガースやヴェルツェルよりフォーグラーの音の方が軽快と
仰っているのでしょうか?
向学のために是非お教えいただけませんか?


最近のティンパニ  投稿者: AKIO  投稿日: 5月 5日(木)23時28分55秒 p2950df.ymgtnt01.ap.so-net.ne.jp
ラトル&ベルリンフィルのコンビになってから、初めてCDを
買いましたが、ティンパニの響きが、軽快になったと思うのですが?
フォーグラー氏の音に、似てきたというか?
まさか、フォーグラー氏復活って訳ではないと思いますが、
最近、ティンパニ奏者代わったのですか?
詳しい方、教えていただけませんか?
また、全体の響きも、かなりベルリンフィルらしくなったなと感じます。
展覧会の絵とか、春の祭典なんかは、かなりいい感じだと思います。
ベートーヴェンは、ちょっと戴けませんが・・(ラトルファンの方ゴメンナサイ)
ベートーヴェンは、やはり、大御所フルトヴェングラーと、カルロスなもので・・


ReRe:Web予約に関係して質問  投稿者: 北山田  投稿日: 5月 4日(水)18時04分24秒 KHP222000105040.ppp-bb.dion.ne.jp
北山田です。hirobouさん詳しいご回答ありがとうございます。
だいぶ状況が分かってきました。


昨晩の芸術劇場  投稿者: ねこ  投稿日: 5月 3日(火)01時07分45秒 p6e0783.tokynt01.ap.so-net.ne.jp
初めまして。 いつも皆さんのコメントを読ませていただいています。
皆さんのように知識は無いのですが、ラトルファンです。
昨晩のサイモンラトル指揮ベルリンフィルの公演を見てとても感動しました。
特にチャイコフスキーのピアノ、第一楽章は鳥肌ものでした。。。。。。

ファンになったのは去年の来日公演、チャリティーリハーサルの演奏を聞いてからです。
ブラ2で、最初から演奏に引き込まれ、すごい経験をしました。
印象的だったのがアンコールを求める長い拍手がほとんど終り、大多数の観客も席を離れ
私達も「良かったね〜」と階段を上がっていた時にラトルがステージに戻ってきて、
挨拶を再びしてくれたのです。
ちょっとこれには感動してしまいました。。。。。

それ以来、映画とCDを買って聞いています。 秋のコンサートもぜひチケットを取って
楽しみたいと思っています。以前、ベルリンに行った時はテントを遠くから眺めていました。
また今年にドイツに行く予定があるので、行きたいのですが皆さんが書いているとおり、
難しいようですね。 
昨晩のチャイコフスキーなどCDになってくれたら、うれしいです。
今まで、マーラーやベートーベン、シベリウスのイメージだったので。

これからもラトルとベルリンフィルの演奏が皆さんと一緒に楽しめたらと思っています。


Re:Web予約に関係して質問  投稿者: hirobou  投稿日: 5月 2日(月)15時29分5秒 h046.p049.iij4u.or.jp
北山田さん、こんにちはhirobouです。

公演当日に売るためのチケットをわざわざ残してあるわけではありませんので、
Sold Outの場合、当日売りの座席券はありません。
当日売られるのはフリーの立見席だけです。

ただキャンセル・チケットが出ることはあります。
例えば
・スポンサー宛に用意していたにもかかわらず、招待客ご当人から「行けない」と
 連絡が入った場合
・私は日本に住んでおり定期会員と言っても毎回聴きに行けるわけではありませんので、
 チケットが無駄にならないよう、ベルリン・フィルに連絡して「残念ながら、この日
 は行けない。必ず音楽大学の学生さんに限定して格安で売ってあげて欲しい」と寄付
 を申し出る場合
など例外はあります。

数年前ならチケットエージェントや非公式筋からの戻りチケットがKasse前のカウンター
で売られていましたが、今はベルリン・フィルと正式に契約しているエージェントは1社
だけに絞られましたので、そのエージェントにもストックがなければ、これも望みは
薄いでしょう。

ちなみに今月下旬のアバドのコンサートに行かれるのなら、当日Kasse前に並ぶのでは
ダメで前日から寝袋の覚悟は必要と思います。Suche Karteはお勧めしません。
昨年は30人はいましたが、ありつけた人はほんの数人だったそうですから、慣れていな
ければ玉砕必至です。

あと蛇足ですが券面価格の2倍〜3倍払う覚悟がおありならダフ屋からモギ取る手はあり
ます。ダフ屋は開演60分前くらいからウロつき始めます。
日本の旅行代理店やホテルのコンシェルジェに手配を依頼すると、どっちみち2〜3倍
のコストがかかるわけですから、割り切るならそういう話もないわけではないと思います。


Web予約に関係して質問  投稿者: 北山田  投稿日: 5月 2日(月)00時23分31秒 KHP222000105040.ppp-bb.dion.ne.jp
はじめまして、北山田と申します。
hirobouさんのWeb予約についての回答を拝見し、私にもちょっと質問があります。
前売りがこのようにSold outの場合、当然ながら当日券ももう無し、ということですか?
一縷の望みで、公演当日、Kasseに早く行って並ぶ、と思っても無駄ということですか?
もし情報あればご回答のほどよろしく。


ウィーン・フィルとの合同演奏会  投稿者: ぱぱぐま  投稿日: 5月 1日(日)23時31分31秒 YahooBB219176036085.bbtec.net
本日22時から芸術劇場 観ましたが、近日中には、ラジオでしか放送予定がないようです。。。残念

5月18日(水) 19:20〜 恐らくウィーン公演?

最近、ラジオ聞いていない(録音していない)ので、忘れてしまいそうです。。。。

# FMのこと最近疎いので、知らないのですが、デジタル放送ないですよね?