BPOの部屋へのコメント
1999年12月


カラヤン本について 投稿者:中川右介  投稿日:12月30日(木)19時49分11秒

マラドーナ様
弊社の本を気にかけていただきありがとうございます。
ご提案のカラヤンの本ですが、一冊、動いているものがあります。
カラヤンのウィーン国立歌劇場時代の全記録、というような内容のもので、全演目のキャスト、スタッフの資料、
当時の新聞評、もちろん,舞台写真、リハーサル風景の写真などをまとめたもので、98年にウィーンで出版されたものです。
何とか、2000年秋には出したいと考えています。ザルツブルクフェスティバルについても同じような本がありまして、
これについても検討中です。
肝心のベルリン・フィルについては、ご希望の内容の本はまだ見たことがありません。
以上、まだ社外秘の出版情報でした。


BPOの収支 投稿者:JT  投稿日:12月30日(木)04時06分21秒

はじめまして。いつも楽しく拝見させていただいております。

さて、BPOは収入源にあわせて「Berliner Philharmoniker」と「Berliner Philharmonisches Orchester」という
2つの名前を持っているのだそうですね。

そこで、BPOのオケとしての収支はいったいどうなっているのか興味が湧きました。
アニュアルレポートなど公表しているのでしょうか?

ご存知でしたら教えて下さい。


RE:写真集のお知らせ 投稿者:マラドーナ  投稿日:12月29日(水)22時06分35秒

中川さん、こんばんは。

貴社の出版物は楽しく読んでおります。
3月にはまた楽しみな写真集が出版されるようで楽しみにしております。

ところで、カラヤン時代のBPOのベルリンやザルツブルクやウィーンでの演奏評をまとめた
本などがドイツやオーストリアで発刊されているようであれば、
是非邦訳して出版していただければなどと思ったのですが、
そのような企画をお考えにはなっていませんでしょうか?

何か興味深い情報があれば、是非お知らせいただければと思います。
よろしくお願いいたします。

P.S.余計なお話ですが、本だけでなくカラヤンのライブ録音のCD等の発売も、
       困難が伴うとは思いますが、手がけられてみてはいかがでしょうか?


BPOブラスクインテット来日公演再放送 投稿者:ヘボモンケ  投稿日:12月29日(水)18時58分18秒

こんばんわ

10月にBSで放送された、今年の東京公演の再放送が、明朝12/30の8:05から
あるようです。お見のがしになった方はどうぞ。
(グロートファンには、ちょっとつらいシーンもありましたが・・・)


追伸 投稿者:中川右介  投稿日:12月29日(水)11時38分40秒

FAX番号を記載するのを忘れていました。
03−3363−8362です。
メールでお返事いただいてもかまいません。


写真集のお知らせ 投稿者:中川右介  投稿日:12月29日(水)11時37分10秒

株式会社アルファベータという出版社の中川右介といいます。
以前、この欄で「カラヤン調書」という本が紹介されていましたが、その版元です。
96年に「ベルリン・フィルハーモニーとクラウディオ・アバド」という写真集を発行しまたが、
2000年一月に当初の4660円がプライスダウンされ、
3200円となって再発売されます。ただし、以前あったケースはつかなくなります。
中身はまったく同じです。購入を検討されている方は2000年一月下旬までお待ちください。
そして、3月には、この12月にベルリンで発売になったばかりの
Die Berliner Philharmonie
という写真集が出ます。これはカラヤン時代から現在までのBPOのコンサート,
リハーサルを撮ったもので、指揮者、ソリストが50人以上登場します。
序文のみ日本語になった、日独共同出版です。5000円の予定。
詳細資料ご希望の方は下記へFAXしてください。


ケント・ナガノ 投稿者:最上  投稿日:12月28日(火)21時39分15秒

ヴァントの2月の公演の話は、昨日届いたBPOブレッターの第2号に載っていたのですが、
「音楽現代」1月号でも触れられていましたね。
なお、曲目は1月30日〜2月1日の、ハンブルクでのNDRとの演奏会と同じようです。

ところで、ティーレマンがベルリン・ドイツ・オペラの音楽監督を辞任する話は既報のようですが、
後任にケント・ナガノの就任するという話は、あまり話題になっていないようですね。
まだ内定の段階で、正式発表にはなっていないということでしょうか。

もし就任したら、ベルリン放送響(現ベルリン・ドイツ響)とドイツ・オペラの指揮者を兼任するという点で、
フリッチャイ、マゼールの先例を踏襲することになるようです。

http://archiv.berliner-morgenpost.de/export/home/netscape/docsroot/contents/bm/archiv1999/991205/feuilleton/story11345.html


ヴァントの追加公演 投稿者:最上  投稿日:12月27日(月)15時29分28秒

ヴァントの人気がすごいので、2000年2月5日、大統領の慈善演奏会という形で、
またBPOとの演奏会が開催されるようです。

   モーツァルト:交響曲第40番
   シューベルト:交響曲第8番 ハ長調


20世紀の名演奏 投稿者:最上  投稿日:12月27日(月)15時18分20秒

ベルリン・フィル・シリーズの解説、金子氏でなく、黒田氏だと、ガッカリしてるのですが(^_^)、
という話はさておき、改めてFMファンの番組表を見直してみました。

1月9日がカラヤンというのは、初めて気がつきました。しかし、この番組の元来の趣旨からして、
NHKに残る往年のライブ録音を出して欲しかったですね。まあ、やはり残ってないのでしょうか。

なお、この日は午後に、バッハのロ短調ミサ(アバド/BPO)も放送されるのですね。
グロートのトランペットも聞き物でしょう。ファンの方はお聞き逃しのなきよう。

また、12月29日夜の「世界夢紀行 帝王カラヤン音楽三都物語」は、地方でも放映されるようで、
一応、楽しみにはしております。


RE:ウィーン・フィル・シリーズ 投稿者:マラドーナ  投稿日:12月25日(土)21時54分19秒

最上さん、こんばんは。

今回のウィーン・フィルシリーズは再放送も結構あるようで、
NHKはちょっと怠慢のような気もします。
聴き損ねた人にとっては敗者復活の機会が与えられたわけで、それはそれで良いことですが。

それより憤激ものなのが1月9日のFMの「20世紀の名演奏」。
カラヤンを100分取り上げるなら、
個人的にはシュトラウス一家よりももっと別のことをしてほしかったです。
恐らくこの番組でカラヤンを取り上げる機会は暫くなくなる筈ですから、無念この上なしです。
他ならぬ黒田氏が解説を務められているのですから、
1957年のステレオ録音来日ベト5全曲に匹敵するお宝を出してほしかった!
この前の5時間半リクエストといい失望させられっ放しです。

ただNHKの関係者の方が色々と努力した上でこの結果なのであれば、
ちょっと言い過ぎなので「ごめんなさい」とお詫びしておきます。


ウィーン・フィル・シリーズ 投稿者:最上  投稿日:12月25日(土)12時04分28秒

個人的に一番楽しみなのは、1月7日放送のブーレーズ指揮「大地の歌」でしょうか。

それにしても、ウィーン・フィル・シリーズは夏も冬も放送されるのに、
ベルリン・フィル・シリーズというのは、夏だけなんでしょうかね。うーむ。

年末のFMというと、バイロイト音楽祭と並んで、ザルツブルク音楽祭の大物、
特にカラヤン/BPOのライブなど放送されていた時代が懐かしいものです。


グレの歌 投稿者:最上  投稿日:12月22日(水)15時51分39秒

今度のジルヴェスター、シェーンベルクの「グレの歌」が演奏されるのが楽しみではあるのですが、
考えてみると、私の好きなところは、第1部の最後の方(山鳩の歌の前の非常に陶酔的なところから最後まで)。
そのあとの第2部のヴァルデマールの歌。
全曲を通して聞けば、第3部の最後のフィナーレも感動的なんでしょうが、ここだけ聞いても、
どんな感じになるのやら、といった気持ちもあります。

何はともあれ、昨晩から、スコアを見ながら、心の準備はしております(^_^)。

  フルート 8 (うち、ピッコロ兼務 4)
  オーボエ 5 (うち、イングリッシュホルン兼務 2)
  クラリネット 7 (うち、バスクラ兼務 2)
  ファゴット 3 
  コントラファゴット 2

  ホルン 10 (うち、ワーグナーチューバ兼務 4)
  トランペット 6
  バストランペット 1
  トロンボーン 7 (アルト1  テナー4  バス1  コントラバス1)
  チューバ 1

スコアによれば、以上のように木管楽器も金管楽器も、それぞれ25名必要とのこと。
で、手許のBPOの Vorschau 93/94 に、92年春の「グレの歌」の演奏風景の写真が載っているのですが、
ちゃんと、それぞれの楽器と人数が正しく確認できます。ハープも4人揃ってますね。
弦楽器は特に指定はないようですが、コンバスだけで12人もいます。

ということで、今度のジルヴェスター、どの程度の編成でやるのかも楽しみだったりします。
編成がよくわかるようなカメラアングルを期待しているのですが。


先週は 投稿者:最上  投稿日:12月20日(月)09時55分29秒

いろいろな話題で盛り上がって、本当にありがとうございました。
ヴェレンツェイの詳細な情報まで知ることができたのは収穫でした。掲示板を開設してよかったと思います。
バンド・ジャーナルの98年10月の記事も、学生の練習室で探し出して見つけました。
これまでの経歴についての内容がほとんどですが、ハンガリーのエリート奏者という印象ですね。

>アーサーさん
  どうも、書き込み、ありがとうございました。
  BPOの演奏精神を指導の場でもお伝え下さることを期待しています。

  なお、私がこのページを作ったのは、特に、

    ・ティンパニ奏者フォーグラーの退団
    ・BPOによる「トリスタン」の上演

  この2つが数年前から非常に気になり、BPOをいろいろチェックしていたので、
  ついでに情報をHPにでもまとめようと思ったのが一番の動機でしょうか。
  この春のザルツのトリスタンについては、正月までには、まとめたいと思ってはいるのですが。

>だてモンケさん
  ヘボモンケさんと似たハンドルですね(^_^)。
  また何か他にも貴重な情報がありましたら、いろいろお教え下さい。

  ということで、今後とも、どうぞよろしくお願いします。


週末 投稿者:最上  投稿日:12月20日(月)09時28分29秒

昨日の日曜は、某所(塩江美術館)でのクリスマスコンサート。
私も1曲、ピアノ伴奏で出演するという暴挙に出たのでのですが、完全な練習不足。
同僚の中国語のT先生には、ご迷惑をおかけしました。今後は自重しましょう。

なお、曲はワーグナーの「ローエングリン」第3幕から、ハインリッヒ王の歌うところ。
第3場の前の場面転換の音楽の最後のところからローエングリンが歌うところの前まで。
この場面転換の音楽ですが、かっこいい音楽で、トランペットとティンパニが大活躍。
BPOの演奏だと、ティンパニも非常にさえているので、お薦めです(^_^)。

ここのピアノスコアをそのまま弾けるはずがないので、自分で簡単な譜面に直したのですが、
これに時間をとられて、結局、あまり練習時間がとれなかったのも敗因の一つでしょう。
もっとも、普段、全然弾いていないのに、たまにピアノを弾いて満足に演奏できる訳もないのですが。


”展覧会”小話 投稿者:だてモンケ  投稿日:12月17日(金)19時18分53秒

 こんばんは。初めて投稿します。
クレッツァーがはずして演奏会が終わったあと、Vaの友人が
楽屋を訪ねた時、グロートがそれにふれて、
「sometimes often」
と言って苦笑いしてたそうです。クレッツァーがそんなにおおはずししたのは
あまり聞いた事ないんですけどね。どなたか御存知ですか?


BPO公式WWW更新 投稿者:なかま  投稿日:12月17日(金)08時00分44秒

最近の話題の通り,1. KonzertmeisterとSolo-Trompeterについての記載が入りました.
<http://www.berlin-philharmonic.com/8news/mitteilungen/m_13_12_99.htm>
<http://www.berlin-philharmonic.com/2orch/b20101fc.htm>


Re:展覧会の絵 投稿者:ヘボモンケ  投稿日:12月17日(金)00時08分57秒

>        1979年頃の来日公演で、展覧会をやったとき、プロムナードのラッパ
>       ソロを重ねていたそうです。放送当日、FMで聴き逃したのですが、前日
>       予告として、キエフの大門が少し流れました。すごい迫力で、聴き逃して
>       非常に残念でした。早速、カラヤン・BPOの展覧会(旧録)を買いました
>       が、グロートやクレッツァーの音ではなく、少し残念でした。日本でのライ
>       ブでは、2人のピッチが合わず、プロムナードは今一つだったとか。

この放送は覚えています。冒頭のプロムナードは完全に重ねていたのですが、ピッチの
ずれが大きく、今三つくらいでした。(吹き方も、カラヤンはここをべたでやらせ
るようですが、この時は特にべたべた吹きで、どうも違和感がありました。)

>         展覧会に戻りますが、そのずっと後で、LDを購入し、クレッツァーのソロ
>        であることが判明。何となくグロートかなあ、と思っておりましたが。また、
>        クレッツァーは、サミュエルゴールデンベルグのソロで、ピッコロを使わず、
>        バックのD管を使ってます。 考えてみると、あの柔らかなプロムナードの
>        ソロは、紛れもなくクレッツァーですね。ローマの松(カラヤン盤)のカタコ
>        ンブのソロもクレッツァーでしょう。

このCDを聴いて、冒頭のソロ(やはりべた吹きですが、この程度ならgoodだと
思います)の発音感と、サミュエルゴールデンベルグのソロの吹き出し部分の
アタックの濁り方でクレッツァーであろうと思っていましたが、やはりそうですか。
サミュエル・・の方は、やけに音が太いと思ったら、ピッコロではないのですね。
(グロートがピッコロで吹けば、全く違う感じになりそうですね。前打音の感じ方も
随分と違いそう・・・)

冒頭のソロは音の柔らかさといい、のびといい、アタックの色っぽさといい、流石
はクレッツァーだと思います。(日本では大ちょんぼでしたけど・・・)
これもソロ部分は一人ですが、Tutti部分は二人で重ねてますね。(オクターブ上がった
アウフタクトからでなく、その一つ前から重ねて、オクターブの跳躍部を繋げて吹いて
いるのが面白いです。)

>         展覧会は、カラヤンは、ずっとクレッツァーにソロさせていたようです。

そうなんですか。そういうのってあったんですか。

>       日本公演でミスしたのはグロートかと
>       思い、なんかとても悲しかったのですが、クレッツァーだったんですね。

とのことです。



>       別のHPで、ヘボ(?)モンケさんの後輩に当たるそうですが、ここに
>       も登場されているモンケさんに

あれっ、私の後輩・・・・っていうと?(モンケユーザーとして、ということ?)


Re:タマーシュ・ヴェレンツェイ 投稿者:ヘボモンケ  投稿日:12月16日(木)23時36分23秒

こんばんわ。
とうとう決まったのですね。

>      別のHPで、ヘボ(?)モンケさんの後輩に当たるそうですが、ここに
>       も登場されているモンケさんに、タマーシュ・ヴェレンツェイのHPのアド
>       レスを教えてもらってますので、紹介しておきます。
>          
>         http://www.bmc.hu/velenczei/
>        

早速、上記HPを見てみました。今年のワルトビューネで1アシ(ドンファンは1st)
を吹いていた人ですね。今、今年のビデオを改めて観てみました。(今夜、また観た
方多かったかな・・・)あのステージも試験の一環だったのでしょうかね?

>        彼は、バンドジャーナルのインタビューにも登場したことがあるそうで、
>        そういえば私も何となく記憶にある。また、武蔵野音大でも教えていた
>        そうです。ちなみに、使用ラッパはシャガールなんだそうです。(いいラッ
>        パなんだ、これが。N響の津堅氏も、ヤマハからシャガールのかえまし
>        たね。)

10月号の表紙の人?(中身は見てませんが・・・^_^;)

確かに、ドンファンを聞くと、非常に音が立ってますね。未だ私には良く分かりま
せんが、今までの二人より、さらにモダンなスタイルになるのでしょうか。(それは
それで少し寂しいけど・・・)

「シンデレラボーイ」ということでは無かったわけですね。(それにしても、BPOの
ラッパの主席がいよいよ自分より若くなってしまった・・・老いを感じます・・・)


RE :re: ジルヴェスター  投稿者:たろう@たいこ  投稿日:12月16日(木)09時19分47秒

>「教育音楽」別冊「molto Orchestra! 〜 もっとオーケストラ!」でのPPNの紹介、
>拝見しました。
>それから、「ダ・ヴィンチ」1月号の「パイパーズ」の紹介コーナーでの打楽器の記事も。

ありがとうございました。
小さい記事で恐縮ですが^^;

>さて、ジルヴェスターですが、BS2での放送で、下記にも詳細が載っています。

ありがとうございます。

>マーラーの終楽章、最後のところのティンパニ、ちゃんと写して欲しいものですが、無理
>でしょうかね。

1フレーズ連続でうつして欲しいものですね。
85年だったかな、インバル/フランクフルトの録画を持っているのですが、
このフレーズ、ティンパニが1小節はやくはじめてしまって(つまりオケと
一緒になってしまって)見るたびにのけぞります^^;

>ベト7、ドヴォ8、スキタイ組曲は、今月の定期でも取り上げられており(ドヴォ8は
>ヤンソンスですが)、
>曲によって、管楽器のトップやティンパニ奏者が交代するのではという気もします。

これは期待ですね。
それにしても、すごいプログラム。必見ですね。今から楽しみです。


はじめまして・・・ 投稿者:アーサー  投稿日:12月16日(木)07時15分04秒

 はじめまして。いきなりで申し訳ないのですが、私、今本当に喜んでいます。このページこそ
私が探していたページだと確信いたしているところです。私は小学校の音楽の先生にカラヤン/
ベルリンpoの素晴らしさを吹き込まれて以来のベルリンpo好きです。やがてザイフェルトの
ホルンにはまって高校時代に(オケがなかったので吹奏楽部で)ホルンをはじめ、音大を経由して
今はホルンを生活の糧としつつ、吹奏楽団の指導などにも携わっております。
 ベルリンpoのあの真にひたむきなアンサンブル精神はつねずね私の指標となっており、あの
精神をなんとか吹奏楽にも持ち込めないだろうかと日々頭を悩めている次第です。
 これからも必ず立ち寄らせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。そして、
どうぞ頑張ってくださいませ。


RE:展覧会の絵 投稿者:マラドーナ  投稿日:12月16日(木)00時25分35秒

81年の来日公演プログラムを見たのですが、
トランペットとホルンの首席奏者の顔写真はあっても、
トロンボーン奏者の顔写真は無くてヴィーヴィナーの「神経質」そうな顔を
確認することはできませんでした。

あと86年のFMでやった展覧会のライブは、
私の聴いたカラヤンの同曲の演奏では個人的には最高の演奏で、今も愛聴しています。
終演後の聴衆の沸騰振りも凄まじく、私も心の中では「ブラヴォー」と叫んでいます。
何でも、当時ちょうどこの演奏の時にワセオケもベルリンに遠征していたそうで、
ワセダの学生で聴いて叫んでいた人がいるかもしれません。

ちなみに88年公演の再放送は89年10月10日にありました。
確か昭和天皇の崩御で放送が流れたはずでしたが、
当時卒論をあわてて書いていたので、放送があることすら覚えていませんでした(笑)


展覧会の絵 投稿者:ロータリーTrp1号  投稿日:12月15日(水)16時05分09秒

 そうですか。クレッツァーですか。あのときはずしたのは。私は、残念
ながら、あの最後のカラヤンの日本公演いけませんでした。チケットが
すぐ完売だったんですから。ブラ1、悲愴、展覧会はとても楽しみでした
のに。
 1979年頃の来日公演で、展覧会をやったとき、プロムナードのラッパ
ソロを重ねていたそうです。放送当日、FMで聴き逃したのですが、前日
予告として、キエフの大門が少し流れました。すごい迫力で、聴き逃して
非常に残念でした。早速、カラヤン・BPOの展覧会(旧録)を買いました
が、グロートやクレッツァーの音ではなく、少し残念でした。日本でのライ
ブでは、2人のピッチが合わず、プロムナードは今一つだったとか。
 86年に、カラヤン・BPOの新録が出ました。(発売は87年)86年に、
FMのライブで流れたカラヤンとBPOの展覧会の絵は、超のつく名演だっ
たので、CD化を期待してました。そしたら、出ました(DG)。ボレロと
スペイン狂詩曲とのカップリングで。どれも良かった。ボレロは、トロンボーンの
ソロ(ゲスリング?)など、60年代(DG)や70年代(EMI)の録音の方が
良かったですけど。トロンボーンは、ドムス?ウテッシュ?ウテッシュのボ
レロのソロは、トランペットの神様モーリスアンドレが、感激して楽屋を訪
ねたとか。
 ボレロと言えば、日本公演でのぼろぼろ、これも聴きましたね。日本で
は結構やってくれてますね。BPOも。
  
 展覧会に戻りますが、そのずっと後で、LDを購入し、クレッツァーのソロ
であることが判明。何となくグロートかなあ、と思っておりましたが。また、
クレッツァーは、サミュエルゴールデンベルグのソロで、ピッコロを使わず、
バックのD管を使ってます。 考えてみると、あの柔らかなプロムナードの
ソロは、紛れもなくクレッツァーですね。ローマの松(カラヤン盤)のカタコ
ンブのソロもクレッツァーでしょう。
 展覧会は、カラヤンは、ずっとクレッツァーにソロさせていたようです。
パウカー連載中の宮崎さんの回想録にも、クレッツァーのソロの話が1
行!ほど出てきます。アバド盤もクレッツァーでしょうが、ジュリーニ盤は
グロートではないかと思います。日本公演でミスしたのはグロートかと
思い、なんかとても悲しかったのですが、クレッツァーだったんですね。

 ところで、この日本公演、カラヤンが死んだということで、1年後にもう
1度放送したのですが、ラッパソロのミスがなかった!リハーサルの録
音か何かで修正したんですね。(ヴァント/BPOのブルックナーの9番も
シェレンベルガーのソロのミスを修正して、後日もう1度放送したようです
ね。)


タマーシュ・ヴェレンツェイ 投稿者:ロータリーTrp1号  投稿日:12月15日(水)15時09分51秒

 そうですか。彼に決まったのですか。この夏のワルトビューネに出て
ました。なかなかいいジャン。今のクレッツァーより音が通りそう。
なんて思ってました。
 別のHPで、ヘボ(?)モンケさんの後輩に当たるそうですが、ここに
も登場されているモンケさんに、タマーシュ・ヴェレンツェイのHPのアド
レスを教えてもらってますので、紹介しておきます。
   
  http://www.bmc.hu/velenczei/
 
 彼は、バンドジャーナルのインタビューにも登場したことがあるそうで、
そういえば私も何となく記憶にある。また、武蔵野音大でも教えていた
そうです。ちなみに、使用ラッパはシャガールなんだそうです。(いいラッ
パなんだ、これが。N響の津堅氏も、ヤマハからシャガールのかえまし
たね。)


Tamas Velencsei 投稿者:最上  投稿日:12月15日(水)13時17分26秒

あと、同じ記事によると、もう一人、トランペットのソロ奏者も決定したようです。
ハンガリー人とのこと。何と呼んだらいいのか。

彼は1962年生まれ、もう中堅ですね。ハンガリーとアメリカで勉強したあと、
ブダペスト交響楽団のメンバーとなり、またブダペスト祝祭管弦楽団のソロ奏者も務めたとか。
BPOには、ここ最近、エキストラとしても登場していたようです。


Guy Braunstein 投稿者:最上  投稿日:12月15日(水)13時06分34秒

一人空席のままだったBPOの第1コンマスが決定したようです。

ブラウンシュタインという人で、1971年、イスラエルのテル アビヴの生まれ。
BPOには、1992年、ベートーヴェンのトリプルコンチェルトのソリストとして
出演したことがあるとか。今年、まだ28歳ですね。

http://www.tagesspiegel.de/archiv/1999/12/14/ak-ku-mu-26945.html


Eckart Wiewinner 投稿者:最上  投稿日:12月15日(水)12時34分56秒

ヘボモンケさんが触れられているソロ・トロンボーン奏者のヴィーヴィナーですが、
ドムスがソロを下りたあと、1981年にBPOにソロ奏者として入団したようです。
1959年4月生まれで、当時はBPOで最年少奏者だったとのこと。

ハノーヴァー音大で勉強したあと、ベルリン音大でドムス、BPOアカデミーでドゥーゼ=ウテシュと、
BPOの両ソロ奏者の下で勉強し、将来もかなり嘱望されていたのではないかと思うのですが、
入団直後の日本公演で失敗したのでしょうかね。私の手許の写真でも、神経質そうな感じです。


re: ジルヴェスター 投稿者:最上  投稿日:12月15日(水)12時12分38秒

たろうさん、お久しぶりですが、 
「教育音楽」別冊「molto Orchestra! 〜 もっとオーケストラ!」でのPPNの紹介、拝見しました。
それから、「ダ・ヴィンチ」1月号の「パイパーズ」の紹介コーナーでの打楽器の記事も。

さて、ジルヴェスターですが、BS2での放送で、下記にも詳細が載っています。
マーラー5番は、第4楽章からでなく、第5楽章だけかもしれませんね(最近の公式HPを見ても)。
マーラーの終楽章、最後のところのティンパニ、ちゃんと写して欲しいものですが、無理でしょうかね。

ベト7、ドヴォ8、スキタイ組曲は、今月の定期でも取り上げられており(ドヴォ8はヤンソンスですが)、
曲によって、管楽器のトップやティンパニ奏者が交代するのではという気もします。

http://www.nhk.or.jp/bs/lineup/music.html


ジルヴェスター 投稿者:たろう@たいこ  投稿日:12月15日(水)09時25分58秒

こんにちは。

雑感のところで書かれているジルヴェスターの放映ですけれど、
これはWOWOWでしょうか。BS2でしょうか。
無知で申し訳ありませんが、ご教示くださいませ。

では!


有名な話? 投稿者:最上  投稿日:12月15日(水)02時17分23秒

この夏に出た「200CD オーケストラの秘密」(立風書房)の41ページ、
小池ちとせさんが「展覧会の絵」のオーケストレーションについて書いている文章の中に、
次のような一節がありました。冒頭のソロが大変な難所であることに触れたあと、

     カラヤンが晩年の日本公演で、ベルリンpoの試用期間中のトランペット奏者に
     これを吹かせて採用を見送ったのは有名な話だ。

有名な話といわれると、これまで知らなかったのが恥ずかしかったりするのですが(^_^;)....

マラドーナさん、ヘボモンケさんのお話から考えると、
88年の「展覧会の絵」は、やはりクレッツァー
(それに、その当時、トランペットの試用奏者がいたとは思えないし)、
81年の「ボレロ」が、試用期間中の奏者だったということになるのでしょうか。
この試用期間中の若い奏者については、私も写真入りの資料が職場にあるはずですので、
本日中にご紹介できると思います(ただし、本当に自殺したかどうかは、不明)。

なお、どなたか、小池ちとせさんにご確認いただける方、おられませんでしょうか?
出版社に質問状でも出したら、ちゃんと返答していただけるのでしょうかね(^_^)。


Re:展覧会のTp 投稿者:ヘボモンケ  投稿日:12月14日(火)01時24分59秒

こんばんわ。

> 冒頭でいきなりトランペットがコケて、聴いている私も一瞬凍ってしまった強烈な体験でした。
> 金髪がフサフサしたトランペッターが吹いていたと私の脳裏には焼き付いていますので、
> 奏者はクレッツァーだと信じていましたが、試験期間中の人だったとはちょっと意外です。

残念ながら、自分は聴いていないのですが、聴きに行っていた後輩が、
「クレッツァーがはずしたあ〜」とさわいでいましたから、はずしたのは
まちがいなく(?)クレッツァーだと思います。いっしょに聴きに行っていた
らっぱの後輩は「指まちがえてたみたい・・・」といってましたが、どうだっ
たのでしょうか?

81年のボレロのトロンボーンのソロはセンセーショナルで、仲間内でしばらく
話題になりました。(あまりにも、剽軽なコケ方でしたので・・・)
FMでしか聴いていませんので、どなたが吹かれたのかは分かりませんでしたが、
当時試用期間中のエッカルト・ヴィーヴィナー(?)とかいう方で、あの失敗が
元で不採用となり、その後自殺されたという噂が流れていましたが、本当なので
しょうか?(そのころ、発売されたBPO管楽アンサンブルのジャケットの写真に
ドムスとかと一緒にテナーテューバ(?)を持った見知らぬ若者の顔がありまし
たので、「これが ヴィーヴィナーだろか?やっぱり神経質そうな顔してる」等と
皆で無責任なことを言っていた覚えがあります。)


展覧会のTp 投稿者:マラドーナ  投稿日:12月14日(火)00時54分56秒

最上さん、こんばんは。
88年の展覧会は文化会館の右サイド3階か4階で聴きましたが、
冒頭でいきなりトランペットがコケて、聴いている私も一瞬凍ってしまった強烈な体験でした。
金髪がフサフサしたトランペッターが吹いていたと私の脳裏には焼き付いていますので、
奏者はクレッツァーだと信じていましたが、試験期間中の人だったとはちょっと意外です。
当日このコンサートに居合わせた別の方のご意見をお聞きしたいです。


re: BPOのTp 投稿者:最上  投稿日:12月13日(月)16時17分28秒

Ken-G さん、お立ち寄りいただき、どうもありがとうございます。

私も、こういうページがあっても、と思って、細々とやっているところです。
情報量に関しては、内情に詳しい方には全然かなわないのですが、
いろんな方に助けていただいて、本当にありがたいと思っています。

94年のマーラー9番は、同じ会場で聞いていたようですね。
第3楽章以降が圧巻だった印象が残っています。

こちらこそ、今後ともよろしくお願いします。

ところで、BPOのトランペットというと、先日のFMでも話題になってましたが、
88年来日公演の「展覧会の絵」の冒頭のソロを吹いた人は、誰なんでしょうかね?
「200CD オーケストラの秘密」(立風書房)では、試験採用中の人だったと書かれていたようですが。
81年のボレロのトロンボーンのソロとともに、気になる話題ではあります。


BPOのTp 投稿者:Ken-G  投稿日:12月12日(日)17時57分53秒

 はじめまして。こういったページを探しておりました。
 私は関西のとある大学でラッパを吹いておりました。そのころのオケにはBPOマニアがなぜかいっぱいいて、このページのような話ばっかりしておりました(アンチBPOも少なからずいましたが)。
 実際のコンサートへは、BPO弦楽アンサンブル+クレッツアー(93.シンフォニーホール)
            マーラーSymNo.9(94、同)
            ブラスクインテット(95、奈良秋篠音楽堂)
            ブラスアンサンブル(96、シンフォニーホール)
            ブルックナーSymNo.5(98、福岡シンフォニーホール)
            マーラーSymNo,3(98,シンフォニーホール)
 96年のマーラーを見に行けなかった(聴きにいくではない)のは残念でしたが、それでもほとんど毎年クレッツアー大先生のお顔を拝見していることになります。
 メンバー情報では、あまりにも多くの団員がやめたり不採用になっているのを見てびっくりしました。ザイフェルト先生の解雇ネタは面白かったです。
 これからも拝見させてもらいます。よろしくお願いします。


インバル 投稿者:最上  投稿日:12月10日(金)16時29分02秒

ベルリン交響楽団の新しい主席指揮者に(2001年から)、インバルが就任するようですね。

ちなみに、インバルはBPOを最近は振っていないようですが、BPO初登場は、
1975年11月で、下記のプログラムだったようです。

  バルトーク:ヴァイオリン協奏曲(Kyung Wha Chung)
  チャイコフスキー:交響曲第4番

http://www.tagesspiegel.de/archiv/1999/12/09/ak-ku-mu-7375.html


Re: NHKFM 投稿者:最上  投稿日:12月09日(木)10時39分31秒

私もいろいろと望みたいことはあるのですが、どうもFM放送というと、
長年にわたって、クラシックの時間が減らされ続けてきたという印象があるので、
とにかく、時間を確保してくれるだけでも、有り難いと思っています。

結局、ドイツのように、FM(ドイツではUKWだったかな)も2局あって、
1曲はクラシック専門というのでないと、とても先進国とはいえないと思っています。


Re: シモン 投稿者:最上  投稿日:12月09日(木)10時32分09秒

カルロスさん、貴重な体験談、どうもありがとうございました。
今回、BPO以外でも、何か強い印象に残る公演がありましたら、また教えて下さい。

下記の新聞の批評のタイトル「リグリア海岸のオーケストラの嵐」の様子がよくわかりました。
  
  アバドが、なぜまたシモンを取り上げたのかがわかる。
  今回は、オケに思い存分に主役を演じさせることができるからである。
  アバドは海の霧を立ちのぼらせたり、しぶきをあげさせたりする。
  まるで、さまよえるオランダ人が、ジェノヴァで座礁したかのように、
  リグリア海岸に嵐を巻き起こさせる。  
  ヴェルディが擬音の試みにこだわった個所でも、アバドは水を得た魚のようである。
  .....

云々と、まだまだ興味深いことが書かれています。

http://archiv.berliner-morgenpost.de/bin/bm/e?u=/bm/archiv1999/991129/feuilleton/story9349.html


RE:NHKFM 投稿者:マラドーナ  投稿日:12月08日(水)01時34分09秒

なかたさん、こんばんは。
カラヤンの放送は気長に運動して待つしかないかなと思いますが、
BPO定期は今春までBSで生中継されていただけに、もし続けられていたら、
今回のヴァントも昨年の9番に引き続いて放送されたかもしれないので、
残念な気持ちお察しいたします。
今後FMで以前の8番のように放送されるのでしょうか?
放送されたら裏青盤が早速登場するかもしれませんね(笑)


NHKFM 投稿者:なかた@レコード芸能  投稿日:12月07日(火)04時02分29秒

>もそれだけ時間が割けるならもっと過去の貴重なライブをやってほしかったです。5時間半なら
、例えば1966年のベートーヴェンチクルスなら全曲放送するとか。知人から聞いた話ですが、
欧州のFM放送ではカラヤンの過去のライブを時々放送しているということです。この話を聞く限
りでは日本でも決して無理ではないはずです。>
ホンマにそうですね。マラドーナさん。NHKは結局カネが懸からないお手軽な仕事しかしないん
でしょうね。


ヴァント=BPOの記事 投稿者:なかた@レコード芸能  投稿日:12月07日(火)04時00分33秒

月曜の産經新聞にヴァント=BPOのブル7の記事が載っていました。
>指揮者界の最長老の一人、ギュンター・ヴァント(八七)がこのほど、ベルリン・フィルの定期演奏会に客演してブルックナーを指揮、またも大
喝采を浴びた=写真。
 指揮台に立ったのは十九−二十一日の三日間。昨年九月以来の久々の客演で第七番を指揮した。
そのカリスマ性が高まるばかりのヴァントだが、今回もチケットを求める人たちで長蛇の列が連日
できる人気ぶり。指揮台に立つ機会もめっきり減ってきているだけに、日本からも三日間で百人近
いファンが駆けつけたという。
 「ステージに姿を現しただけで超満員の会場の中に畏敬の念が広がっていくという感じです」と
、ベルリン在住の音楽ジャーナリストの城所孝吉さんは初日の様子を振り返るが、演奏が始まると
もう独壇場。
 日本から駆けつけた聴衆の一人はこういう。

 「第一楽章のコーダ直前で第一主題が短調で回想される部分の豪壮たるティンパニ、その後のク
ライマックスの見事さにまず圧倒された。第二楽章の悲壮感も素晴らしく、第三楽章は絶妙な強弱
のコントロールで宇宙が鳴動する感覚を表現。第四楽章第一主題のリズム、第三主題の重量感など
もう圧倒的です」
 初日は音が消えても指揮棒は上がったままで、パラパラと起こった拍手もいったんは消えてしま
うほど。ややおいて会場が夢から覚めたような爆発的な拍手に包まれ、続いてブラヴォーの嵐。本
人も満足げで、オーケストラが帰っても鳴りやまない拍手にカーテンコールでこたえていたという。

「宇宙が鳴動する感覚を表現。」・・・・・。某評論家の影響大といえよう(笑)


RE:アバドのトリスタン  投稿者:マラドーナ  投稿日:12月07日(火)00時16分23秒

今の時期に金額10万円という話が伝わってくるということは、「冬のボーナスを貯めて来年に備えてよ」という神原音楽事務所のメッセージなのでしょうか?私は取り敢えず貯めることにします。

昨日のカラヤン特集5時間半もよくやったなという感じです。でもそれだけ時間が割けるならもっと過去の貴重なライブをやってほしかったです。5時間半なら、例えば1966年のベートーヴェンチクルスなら全曲放送するとか。知人から聞いた話ですが、欧州のFM放送ではカラヤンの過去のライブを時々放送しているということです。この話を聞く限りでは日本でも決して無理ではないはずです。


シモンの録音 投稿者:カルロス  投稿日:12月06日(月)22時48分59秒

カルロスと申します。こちらでははじめて投稿させていただきます。よろしくお願いいたします。
先日ベルリン、ウィーン、ハンブルク、ドレスデンと旅行して、ベルリンではヴァントのブルックナー、
アバドのシモンを聴いてきました、ヴァントのブルックナーは以前NDR響で聴いた8番に比べて
ずいぶん丸く、暖かくなったなぁと感じました。ただ、自分がイメージしていたヴァントのブルッ
クナーとはちょっと違うかなという感じ。

アバドのシモンは凄まじい演奏でしたね。オケはステージの上に上がってはいるものの、照明は
落とされ(ピットで使う照明つきの譜面台を使用)、後方のセットも何もなに狭いステージで歌手は
簡単な演技をしながら演奏は進められました。同じステージ上、しかも歌手はオケの後ろという、
どう考えても歌手にとってはシビアな条件なのに、アバドは容赦なくオケを鳴らします。しかも、
そのオケを突き破って客席に届く、強靱な声。こういう充実した演奏を聴くと、なんだか訳のわか
らない演出で見せられるオペラハウスでの舞台って、一体何なんだろうと思ってしまいます。

私が聴いたのは11/29でしたが、この日はマイクが入っていたのでライブ録音されていたものと
思われます。CD化されるのか、あるいは放送だけなのかは分かりませんが、機会があったら
皆さんにも聴いていただきたい演奏です。


カラヤン特集 投稿者:最上  投稿日:12月06日(月)12時58分17秒

昨日のFM放送は、CDラジカセをつけっぱなしにして、だいたい聞いていました。
もっといろんな人の話も聞きたいなとは思いましたが、NHKには、これからもたまにやって欲しいものですね。

番組冒頭のツァラトゥストラは、ウィーン・フィルの演奏かなとか、
トリスタンの前奏曲は、最後のコントラバスのピチカートがちゃんと入っていたので、
70年代の録音の方かなとか、いろいろ考えたりしてました(^_^)。


アバドのシモン(81年) 投稿者:菅野  投稿日:12月06日(月)12時56分51秒

アバドのシモン(81年)、覚えてます。あのときのスカラ、皆すごかったですよね。
しかも、あのときは、フレーニ、カプッチルリ、ギャウロフが絶頂期でしたからね。
カプッチルリとギャウロフの2重唱なんて壮絶そのものでした。演出はストレーレルでしたっけ、
見事でしたね。唯一惜しかったのは、テノールのルケッティで、声がしばしばフラットになって
いました。

クライバーのオテロは、もう腰が抜けました。自分がこれまで見てきたオペラなんて一体何だったんだろう
とまで思いましたね。確か、ブレンデルが聴きに来ていたような気が。
ボエームは、とにかくきれいでしたね、音楽も演出も。アンフェール門のところの音楽とか紗幕の使い方とか
最高でした。

セビリアは、アライサも出ていたはず何ですが、よく覚えていません。

NHKさん、あのときの映像も再放送して下さいよ。


アバドのシモン 投稿者:最上  投稿日:12月06日(月)12時42分28秒

アバドのシモンというと、81年のスカラ座との来日公演は知らないのか、と言われそうですが(_ _)、
あの時は、今から思うとすごいことなのですが、確か、テレビで全演目放映されたのですよね。

もちろん、クライバーのオテロとボエームは、感嘆しながらテレビで見た印象が残っています。
ヴァレンティーニ=テラーニの形相も印象にあるので、セヴィリアも見たのでしょう。
で、シモンはというと、どうも、最初の方を見ただけのような気がするのです。
確か、最初は舞台が暗いので、特別の超高感度カメラで収録したとか説明があったような....

という訳で、最近まで実はよく知らないオペラだったのですが、週末にアバド/スカラ座の
名盤と言われるCDも購入して、聞いてみました。なかなか本領を発揮してますね。

この70年代のスカラでの録音の他に、80年代のウィーンでの録音(これは購入済)もあり、
アバドのキャリアの重要な節目で取り上げているオペラのようですね。
どうせなら、90年代のベルリン・フィル盤も残して欲しいものですが。


ベートーヴェン・ツィクルス 投稿者:最上  投稿日:12月06日(月)12時25分57秒

レコ芸の記事によると、アバド/BPOは、2001年2月に、ウィーンでベートーヴェン・ツィクルスを開催するとか。
1997年4月のブラームス・ツィクルスに続くウィーンでの壮挙ですね(^_^)。

2000年秋の来日公演でも、アバドのコンサートはベートーヴェンの可能性が高いという話は、
この春にヴァインガルテンとゼーガースからも聞いていたので、アバドの日本でのコンサートも、
ベートーヴェンがメインとなるのでしょうかね。

2001年のイースター音楽祭もベートーヴェンという話もあるので、来シーズンは、
アバドはベートーヴェンに全力投球ということなのでしょうか。

ラトル/ウィーン・フィルとの勝負という訳ですね(^_^)。


アバドのトリスタン 投稿者:最上  投稿日:12月06日(月)12時14分43秒

来年の日本公演の概要が、ぼちぼち明らかになってきているようですね。
アバドは夏のザルツブルクでもウィーン・フィルを指揮して「トリスタン」を演奏するようなので、
ベルリン・フィルとの聞き比べをされる方もおられるのでしょうか。

しかし、トリスタンのチケット、予想されたとはいえ、10万円になりますか。
聞きに行くかどうか、ちょっと迷いますね。

東京文化会館は、第1幕の舞台装置(横に長い船の骨組)もさることながら、
ピットにコントラバスが8本も入るんでしょうかね。
なお、コントラバスの配置は、よく写真で見るように、正面に横1列に並べるやり方ではなく、
(「ボリス」では、正面横1列に7本並べてましたが)
下手側(客席から見て左側)に、2列で8本並んでました。
ちなみに、前列は左から、ライネ、シュトル、ヴァッツェル、ランケと、この4人並ぶとやはり壮観。
後列の右端がリーゲルバウアーでした。

アバド/BPOの演奏では、珍しく?、弦に厚みも感じられた演奏でしたね。


(無題) 投稿者:なかた@レコード芸能  投稿日:12月05日(日)18時42分29秒

済みません、編集者=なかたです。別のTcup掲示板のアドレス情報の侭書き込んでしまいました。


もらいもん 投稿者:編集者  投稿日:12月04日(土)02時04分48秒

ワント詣でをしてきた友人から、プログラムだけ貰いました。でも、ドイツ語は殆どわかりません(笑)
今回のやつはラトルの表紙の別冊(年間公演予定らしい)も付いていました。

やはり、ワントの朝比奈化が・・・(といっても朝比奈はワント化していない・・・とささやかな抵抗)
1月のNDRもどうなのかな。第8らしいけど。大人しく日本でジルベスターコンサート聴いていまし
ょうか。
それにしても、アバドのトリスタン、10万円するのだそうですね。他の団体のオペラとセットで
56万とは常軌を逸していますねぇ。NHKが録画するだろうからそれを待ちましょうか。


BPO東京公演公演日決定 投稿者:菅野  投稿日:12月03日(金)13時24分21秒

だそうです。
神原のHP参照↓

http://www.tdnet.co.jp/kambara/News.html#フィルハーモ


BPOのシモン 投稿者:最上  投稿日:12月01日(水)17時00分02秒

来春のザルツのチケットが、本日、届いたのですが、たぶん行けないでしょうね。

ところで、ベルリンでの演奏の新聞批評、内容が理解できないのでは情けないので、
月曜と火曜の深夜、連日、「シモン」のビデオを見てました。なかなかきれいな曲ですね。
ジェノヴァの海を描写する音楽なんか、BPOは見事だったことでしょう。

  「まるで、さまよえるオランダ人が、ジェノヴァで座礁したかのような」

やはりオケ主体で、ワーグナー的要素も感じさせる演奏だったようですね。

ところで、私が見ているビデオは、最近BSで放映された昨年のグラインドボーンの上演ですが、
アメリアを歌っているのが、エレナ・プロキナという歌手。
ベルリンでの演奏では、予定されたマッティラに代わって、このプロキナが歌ったそうですね。
ということで、この人がベルリンでも歌ったのか、と思いながら、鑑賞しています。
ザルツでは、どうなるのでしょうか。


Re: ラトルのオペラ 投稿者:最上  投稿日:12月01日(水)16時44分30秒

LULUさん

今後への展望と期待も含めた貴重な書き込み、ありがとうございます。
バレンボイムも、ザルツブルクのイースターで、ワーグナーを振りたかったでしょうね。

ラトルのBPOとの演奏活動については、いろいろな記事を読んでも、これからじっくり考える、
ということで、具体的な作品の話はほとんど出ていないようですが、
ヤナーチェクというのも、大いに期待がもてますね。
「マクロプロス」は、ミュンヘン(ベーレンス)とベルリン(アームストロング)で聞いたことがあり、
ヤナーチェクのオペラでは、一番好きな作品なので、ザルツブルクでは、ぜひ実現して欲しいものです。

バレンボイムとサヴァリッシュについては、また書きたいこともあるのですが、また後日に。


ベルリン探索 投稿者:最上  投稿日:12月01日(水)16時29分21秒

oharaさん

どうも、お久しぶりです。
私はベルリンには、残念ながら、まだじっくりとは滞在したことがないのですが、
機会があれば、あちこち行ってみたいものです。

ドレスデンのルカ教会は、中を見たことがあるのですが、ここも小さかったですね。

ティタニア・パラストは、先日ご紹介した偽Hippo.さんのページの「追っかけ日記」
98年1月のものに、写真も掲載されているようです。

また、いろいろ体験談を教えて下さい。