雑  感
2000年1〜2月


一昨日書いたことに、いくつか細かな訂正がありますので、追加しておきます。 ヤルヴィの6月の演奏会、ペルトの曲は、Vorschau(予告冊子) では、ペルトの曲は第1交響曲と書かれていますが、公式HPでは、"Cantus in memory Benjamin Britten" に変更されていますので、念のため。 ブリテンとショスタコーヴィチとで関連づけたかったのでしょうかね。 なかなか緻密に計算されたプログラムという気もします。 ちなみに、パーヴォ・ヤルヴィという指揮者、11月に大阪フィルの定期演奏会で、ブルックナー4番を指揮する人なのですね。 確か、朝比奈以外の指揮者が、大フィル定演でブルックナーを振るのは初めてという話だったような。

それから、93年9月の旅行では、9月5日と6日にBPOのシーズン開幕演奏会があることを知って、ベルリンには行ったのですが、当初、BPOは両日聞く予定ではなかったのでした。 5日の晩はドイツオペラでワーグナーの「神々の黄昏」を聞き、6日の晩だけBPOを聞くつもりでいた訳です。 ところが、ホテルで5日のBPOは、実は昼にあると知って、あわてて、何だ、5日のBPOも聞けるじゃないか(^_^)、ということになったのでした。 ちょっと、記憶があやふやだったようで、失礼しました。 この時の演奏会の前半のピアノ協奏曲はCDになったのですが(5日のプロコフィエフ3番と6日のラフマニノフ3番)、後半の「悲愴」もなかなかよかっただけに、CDになって欲しかったものです。

(2月25日)

2月のBPO概況ですが、ヴァントの演奏会(2月5日)のあとは、マゼールの自作(パユ独奏によるフルート協奏曲他)とバルトークのオケコン(2月9〜11日)。 そのあとのバレンボイムは、急病のため、パーヴォ・ヤルヴィが代役で登場(2月16〜18日)。 ニールセンのヴァイオリン協奏曲とチャイコフスキーの第5交響曲の予定も、ニールセンの協奏曲とドヴォルザークの「新世界」に変更。 このヤルヴィは、6月4〜6日に、ペルトの第1交響曲、ブリテンのピアノ協奏曲、ショスタコーヴィチの第10交響曲という意欲的なプログラムでBPOにデビューするはずだったのが、繰り上がった格好。

このあとは、アバドで、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番(ブレンデル)とモーツァルトのミサ曲ハ短調(2月25〜27日)。 このミサ曲ハ短調は、前半の協奏曲をモーツァルトの別の声楽曲に変えたプログラムで、ザルツブルクのイースター音楽祭でも演奏される訳です。

ちなみに、定期演奏会が日曜日を含む場合、ドイツなどでは、日曜日は午前11時から始まるのが一般的でしょうか。 私の経験では、ミュンヘン・フィルは、ほとんどがそうで、チェリビダッケのブルックナー4番、8番、ジュリーニの7番も、日曜日の公演は、午前11時に始まりました。 BPOはどうかと調べてみると、3月のノリントンの幻想の日は、3日目の日曜日は午前11時からですが、11月のヴァントのブルックナー7番、12月のアバドのベト7、1月のブロムシュテットなど、日曜日でも午後8時開演のようです。 もっとも、12月12日のシュトレーゼマン追悼演奏会は、日曜日の午前11時から始まったようで、夜は別の演奏会やオペラを聞かれた方も多かったようですね。 ということで、いろいろ、といったところでしょうか。

なお、私が93年9月5日(日)と6日(月)、ベルリンでの演奏会を聞いた時は、どちらも午後8時開演とばかり思っていて、夜行列車で5日朝にベルリンに着いて、安ホテルを紹介してもらって、午前10時頃にチェックイン。 やれやれと一休みしながら、催物のカレンダーなど見ていたら、BPOは午前11時開演と書かれているのを発見。あわててタクシーで会場に向かったのでした。 会場前でチケットを譲ってもらって、アバドの「悲愴」をメインとする演奏会を無事に聞くことができたときは、ホッとしました(^_^;)。

何故こんなことを書いたかというと、今度のアバドの定期演奏会の3日目が2月27日(日)で、午後8時開演。 午前11時からにはできなかったのかなと思ったのですが、この日の午前11時からは、 早稲田大学交響楽団が、演奏会を開催するようですね。 これでは、BPOは夜しか演奏できない訳ですが、BPOの定期演奏会の間に演奏会を開催するとは、ワセオケの皆さんも、なかなか貴重な体験となることでしょう。 ドイツ演奏旅行に関しては、現地情報などもアップされる予定とのこと、楽しみにしているのですが。

(2月23日)

どうも、新年初の更新です(_ _)。
月に一度は、ここにも何かを書かないと ..... という訳でもないのですが、 今月のBPOは、ハイティンクによる2つのプログラム、メインがショスタコーヴィチ8番(1月12〜14日)のもの、シューマン2番(1月18〜20日)のもの、ゾルタン・ペシュコによるハンガリープログラム(1月24〜26日)、そしてブロムシュテットのシュトラウスとレーガー(1月29〜31日)と、割と地味な感じだったようです。 このあとの2月5日のヴァントの特別演奏会(モーツァルト40番とシューベルト「グレート」)の方が、注目を浴びるかもしれませんね。

ショスタコーヴィチの8番というと、BPOはビシュコフとの録音もあるようですが、映像でも、ゲルギエフのと演奏(1993年)、ザンデルリングのと演奏(1997年)と、二度も放送されたのが印象に残ります。 この交響曲は、ショスタコーヴィチの交響曲の中でも、一ニを争う傑作だと考えているのですが、 一番最初にこの曲を聞いたのは実演で、その時は、あまりよくわからなかったのを覚えています。 1988年11月18日、ハイティンク指揮のバイエルン放送交響楽団の定期演奏会だったのですが、 今思うと、もったいないことをしたものです。

ハイティンクというと、コンセルトヘボウとのマーラーのクリスマス・ライヴの録音が出るという話を、レコ芸の広告で見つけました。 この演奏はテレビでも放映されているはずで、3番と4番はバイオニアからLDで出たことがありますが、残りの2,5,7,9番なども含めて、まとめて映像化して欲しいものです。 ちなみに、ハイティンク/BPOのマーラーの録画も、1,2,3,4,7番だけで終わってしまったんでしょうかね。だとしたら、実に残念に思います。 5番、6番は楽しみにしていたのに。 なお、コンセルトヘボウというと、2月14日の大阪公演は、何とか聞きに行きたいと思っています。

(1月31日)

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